未知との遭遇
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「何だと?」
訝しむ声がすると
「三人いた。それは確かだ……」
そう静かに答える声に
「三人? ですか……」
すぐ上から神妙な声が聞こえてきた。
チラっと視線を上げて、間近で見るその顔に、この人「イケメン」てやつだな……。なんて思ってると
「ああ。ただ……恐らく地球人ではなかった……」
「あんたが言うか!」と、思わずツッコミそうになったけど
「そいつら、どこに行ったんだ?」
「さぁな……。三人ともすぐに消えてしまった」
「消えただと?!」
――と、とてもそんな雰囲気じゃなさそうだったし、初対面だということもあってやめた。
私は意味の分からない会話について行けず「ま、私には関係ないか」と、腕の怪我のことを気にし始めていると
「トランクスさん! 怪我を治しますからその人を下ろして下さい」
と言う声が聞こえ、私を抱えている……「トランクス」というらしいお兄さんが、そっと下へ下ろしてくれた。
いやいや。それにしても、十七歳女子の体を軽々と上げ下げ出来るなんて、この人どんだけ力持ちよ。
と、床にへたり込み思っていると、小柄な緑の人が、私の怪我した腕のあたりに手のひらをかざし始めた。
は? ……何? まさかこれで治るとか?
呆気に取られつつ、心の中で苦笑していると、それが本当にそうでビックリした!
温かい空気がその掌から伝わると、腕の激しい痛みは嘘みたいに感じ無くなった。
……さすが夢……。何でもありか……!
痛みの無くなった右腕を見つめ、感心していると
「お、治ったか?」
明るい声が近付いて来た。
訝しむ声がすると
「三人いた。それは確かだ……」
そう静かに答える声に
「三人? ですか……」
すぐ上から神妙な声が聞こえてきた。
チラっと視線を上げて、間近で見るその顔に、この人「イケメン」てやつだな……。なんて思ってると
「ああ。ただ……恐らく地球人ではなかった……」
「あんたが言うか!」と、思わずツッコミそうになったけど
「そいつら、どこに行ったんだ?」
「さぁな……。三人ともすぐに消えてしまった」
「消えただと?!」
――と、とてもそんな雰囲気じゃなさそうだったし、初対面だということもあってやめた。
私は意味の分からない会話について行けず「ま、私には関係ないか」と、腕の怪我のことを気にし始めていると
「トランクスさん! 怪我を治しますからその人を下ろして下さい」
と言う声が聞こえ、私を抱えている……「トランクス」というらしいお兄さんが、そっと下へ下ろしてくれた。
いやいや。それにしても、十七歳女子の体を軽々と上げ下げ出来るなんて、この人どんだけ力持ちよ。
と、床にへたり込み思っていると、小柄な緑の人が、私の怪我した腕のあたりに手のひらをかざし始めた。
は? ……何? まさかこれで治るとか?
呆気に取られつつ、心の中で苦笑していると、それが本当にそうでビックリした!
温かい空気がその掌から伝わると、腕の激しい痛みは嘘みたいに感じ無くなった。
……さすが夢……。何でもありか……!
痛みの無くなった右腕を見つめ、感心していると
「お、治ったか?」
明るい声が近付いて来た。