天使と小悪魔①
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梨子をチラリと見て、ママが梨子たちにボーイフレンドはいないのかと聞いてたことを思い出した。
慌てるように「い、いないです!」って答えてた梨子に
……だろうな。
と、納得する。
ボーイフレンドがいるような女の子は、こんなふうに、男の部屋に一人で来たりしないだろ。
もう少し、警戒心を持った方がいいんじゃないのか?
……別に、俺は何もしないけどさ。
そんなことを思ってると
「出来た! トランクス君、これ合ってる? 見て見て!」
問題を解いたノートを見せようと、梨子が身を乗り出してきた瞬間、鼻先をふわっと甘い匂いが掠めた。
?!
急に「女の子」を意識させられ、動揺してると
「合ってるかなぁ……」
梨子は自信なさげに呟きながら、更に身を乗り出してきた。
更に近付いて来た甘い匂いに、慌ててノートを受け取ると、紛らわすように梨子が解いた問題に目を遣った。
ノートを見ながら
学校の女の子たちって、こんないい匂いしてたっけ?
ふと、思った。
学校で、俺に話し掛けて来る女の子は、大抵三・四人で話しかけて来る。
こんなふうに、一対一で話すことなんてほとんどない。
だから、これまで匂いなんて意識したこがなかったけど、一人一人からはこんないい匂いがしてたのかもな。
ぽつりと思いながら
「……大丈夫、合ってるよ」
そう言って、ノートを返すと
「ホント! よかったー!!」
梨子はホッとしたように、笑顔を見せた。
慌てるように「い、いないです!」って答えてた梨子に
……だろうな。
と、納得する。
ボーイフレンドがいるような女の子は、こんなふうに、男の部屋に一人で来たりしないだろ。
もう少し、警戒心を持った方がいいんじゃないのか?
……別に、俺は何もしないけどさ。
そんなことを思ってると
「出来た! トランクス君、これ合ってる? 見て見て!」
問題を解いたノートを見せようと、梨子が身を乗り出してきた瞬間、鼻先をふわっと甘い匂いが掠めた。
?!
急に「女の子」を意識させられ、動揺してると
「合ってるかなぁ……」
梨子は自信なさげに呟きながら、更に身を乗り出してきた。
更に近付いて来た甘い匂いに、慌ててノートを受け取ると、紛らわすように梨子が解いた問題に目を遣った。
ノートを見ながら
学校の女の子たちって、こんないい匂いしてたっけ?
ふと、思った。
学校で、俺に話し掛けて来る女の子は、大抵三・四人で話しかけて来る。
こんなふうに、一対一で話すことなんてほとんどない。
だから、これまで匂いなんて意識したこがなかったけど、一人一人からはこんないい匂いがしてたのかもな。
ぽつりと思いながら
「……大丈夫、合ってるよ」
そう言って、ノートを返すと
「ホント! よかったー!!」
梨子はホッとしたように、笑顔を見せた。