新たなクロニクル③
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ベジータが真琴ちゃんへ、冷ややかな視線を向け言い放った。
ああ。まったく。
相変わらず、誰にでも横柄な言い方をするベジータに
「何でそんなこと言いきれるのよ?」
呆れながら尋ねると
「そいつ自身に、その気がないからだ」
ベジータはそう吐き捨てた。
面白くないっていうより、忌々しいって感じのその表情から、ベジータが真琴ちゃんを妬ましく思ってるんだって、ピンときた。
ま、そりゃそうかもね。
ベジータは「サイヤ人ゴッド」っていう神の領域になるまでに、想像を絶する努力をしてきたんだもの。
なのに、真琴ちゃんは、その「神精樹の実」とかいう実を食べただけで、神の領域に達しちゃった。
確かに、面白くないわよねー。
何の努力もしないで、簡単に「神の力」なんてものを手にされちゃったら。
その心境は、私たち科学者だって同じだからよく解る。
日々研究を重ね、試行錯誤して、中には長い年月をかけて生み出す物もある。
そんな科学者の努力を無視して、世界がひっくり返るくらいの発明の設計図を、科学者でもない人間がポンと手に入れて発表してしまったら……?
……正直、やってらんないわ!
私たち科学者って何?!
これまで培った知識や努力は何だったの?!
ってなるもの。
そんなふうに一人思いながら、ベジータに同情してると
「ってことはよ。せっかく真琴は神の力に目覚めたってのに、これ以上強くなれねぇんか?!」
孫君が「勿体ねぇ!」って言わんばかりの声をあげた。
ああ。まったく。
相変わらず、誰にでも横柄な言い方をするベジータに
「何でそんなこと言いきれるのよ?」
呆れながら尋ねると
「そいつ自身に、その気がないからだ」
ベジータはそう吐き捨てた。
面白くないっていうより、忌々しいって感じのその表情から、ベジータが真琴ちゃんを妬ましく思ってるんだって、ピンときた。
ま、そりゃそうかもね。
ベジータは「サイヤ人ゴッド」っていう神の領域になるまでに、想像を絶する努力をしてきたんだもの。
なのに、真琴ちゃんは、その「神精樹の実」とかいう実を食べただけで、神の領域に達しちゃった。
確かに、面白くないわよねー。
何の努力もしないで、簡単に「神の力」なんてものを手にされちゃったら。
その心境は、私たち科学者だって同じだからよく解る。
日々研究を重ね、試行錯誤して、中には長い年月をかけて生み出す物もある。
そんな科学者の努力を無視して、世界がひっくり返るくらいの発明の設計図を、科学者でもない人間がポンと手に入れて発表してしまったら……?
……正直、やってらんないわ!
私たち科学者って何?!
これまで培った知識や努力は何だったの?!
ってなるもの。
そんなふうに一人思いながら、ベジータに同情してると
「ってことはよ。せっかく真琴は神の力に目覚めたってのに、これ以上強くなれねぇんか?!」
孫君が「勿体ねぇ!」って言わんばかりの声をあげた。