新たなクロニクル①
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「音楽を聴きながらお茶をするっていうのも悪くないねぇ」
「ええ。心身共に満たされますねぇ」
「それに、この焦げたチーズケーキも意外と美味いしね」
「それ、バスクチーズケーキっていって、第六宇宙の地球にあるチーズケーキなんですって。梨子ちゃんが作ってくれたのよ」
「ほぉ。バスクチーズケーキというのですか。食べる前はこの表面の焦げに些か躊躇しましたが、食べてみるとこのほろ苦さが何とも……! 梨子さんはお菓子作りもお上手なんですねぇ」
目を細めて褒めるウイスさんに、ピアノの演奏を終え、お茶やお菓子が並べられた席に着いた梨子は「ありがとうございます!」と、嬉しそうな笑顔を浮かべた。
突然現れた破壊神たちのせいで、小さく切り分けられたチーズケーキを、不満な思いで食べていると
「それにしても、トワとミラとかいう二人はなかなか現れないみたいですねぇ、トランクスさん?」
うっかり忘れかけていた名前を、ウイスさんが口にした。
トワとミラ。
私を攫い、私たちの住む地球へ帰るのを邪魔したヤツ等。
そして、攫った私を薄暗い牢屋に閉じ込めたのもそいつ等だと、コッカ―さんが言っていた。
ったく!
ポメ姫の力だか何だか知らないけど、そんなもん知らないっての!
霊感みたいなものもなく、平凡な生活を送ってきた私にそんな力があるわけない!!
苛立つ気持ちと一緒に、チーズケーキをモグモグと咀嚼してると
「ええ……。でもヤツ等は神出鬼没です。気は抜けません」
神妙な顔付きで、トランクスさんが答えた。
「ええ。心身共に満たされますねぇ」
「それに、この焦げたチーズケーキも意外と美味いしね」
「それ、バスクチーズケーキっていって、第六宇宙の地球にあるチーズケーキなんですって。梨子ちゃんが作ってくれたのよ」
「ほぉ。バスクチーズケーキというのですか。食べる前はこの表面の焦げに些か躊躇しましたが、食べてみるとこのほろ苦さが何とも……! 梨子さんはお菓子作りもお上手なんですねぇ」
目を細めて褒めるウイスさんに、ピアノの演奏を終え、お茶やお菓子が並べられた席に着いた梨子は「ありがとうございます!」と、嬉しそうな笑顔を浮かべた。
突然現れた破壊神たちのせいで、小さく切り分けられたチーズケーキを、不満な思いで食べていると
「それにしても、トワとミラとかいう二人はなかなか現れないみたいですねぇ、トランクスさん?」
うっかり忘れかけていた名前を、ウイスさんが口にした。
トワとミラ。
私を攫い、私たちの住む地球へ帰るのを邪魔したヤツ等。
そして、攫った私を薄暗い牢屋に閉じ込めたのもそいつ等だと、コッカ―さんが言っていた。
ったく!
ポメ姫の力だか何だか知らないけど、そんなもん知らないっての!
霊感みたいなものもなく、平凡な生活を送ってきた私にそんな力があるわけない!!
苛立つ気持ちと一緒に、チーズケーキをモグモグと咀嚼してると
「ええ……。でもヤツ等は神出鬼没です。気は抜けません」
神妙な顔付きで、トランクスさんが答えた。