マジック・アワー⑤
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そしたら
「ブラも梨子ちゃんのお歌聴きたーい!」
「パンもー!」
って、二つの可愛い声もあがった。
えっ?! 嘘?!
その声にビクリとしてると
「ハハ。リクエストがこうも多いと、もう唄うしかないんじゃないか?」
にこりと悪戯っぽい笑みを浮かべ、ヤムチャさんが私にギターを渡してきた。
ふえっ?!
ええーっ!
って動揺しながらも、渋々ギターを受け取ると
「そーだよ梨子ちゃん! 唄ってよ!!」
悟天君の明るい声が聞こえてきた。
声の方を見ると、期待するような目が複数こっちを見てて、その逃げられない空気に観念した私は、とうとうジャララン……とギターを鳴らしてた。
あてもなく、ただギターを鳴らしてたけど、勝手に指が動き始め、口からは歌が零れてきた。
最初は躊躇ってたけど、サビに近づくにつれ、どんどん気持ちが昂ぶってきて、ギターの弦を弾く指の力は強くなってた。
そしたら、自然と声の方もどんどん大きくなっていって、いつも一人で唄ってる時みたいに、私は気持ちよく歌を唄ってた。
この地球の人たちが初めて聴く歌だけど、みんな笑顔で、リズムに乗ってくれて、それがすごく嬉しかった!
私を見る笑顔たちに裏の顔は見えなくて、本当の笑顔がそこにあった。
うわぁ……!
人前でギターを弾きながら唄うって、こんなに気持ち良いの?!
何で今までこの快感から逃げてたんだろ?!
このとんでもなく満たされ、心が痺れる快感を今まで拒否してきたことに猛烈に後悔しながら、私は大好きなこの恋の歌を唄いきった。
「ブラも梨子ちゃんのお歌聴きたーい!」
「パンもー!」
って、二つの可愛い声もあがった。
えっ?! 嘘?!
その声にビクリとしてると
「ハハ。リクエストがこうも多いと、もう唄うしかないんじゃないか?」
にこりと悪戯っぽい笑みを浮かべ、ヤムチャさんが私にギターを渡してきた。
ふえっ?!
ええーっ!
って動揺しながらも、渋々ギターを受け取ると
「そーだよ梨子ちゃん! 唄ってよ!!」
悟天君の明るい声が聞こえてきた。
声の方を見ると、期待するような目が複数こっちを見てて、その逃げられない空気に観念した私は、とうとうジャララン……とギターを鳴らしてた。
あてもなく、ただギターを鳴らしてたけど、勝手に指が動き始め、口からは歌が零れてきた。
最初は躊躇ってたけど、サビに近づくにつれ、どんどん気持ちが昂ぶってきて、ギターの弦を弾く指の力は強くなってた。
そしたら、自然と声の方もどんどん大きくなっていって、いつも一人で唄ってる時みたいに、私は気持ちよく歌を唄ってた。
この地球の人たちが初めて聴く歌だけど、みんな笑顔で、リズムに乗ってくれて、それがすごく嬉しかった!
私を見る笑顔たちに裏の顔は見えなくて、本当の笑顔がそこにあった。
うわぁ……!
人前でギターを弾きながら唄うって、こんなに気持ち良いの?!
何で今までこの快感から逃げてたんだろ?!
このとんでもなく満たされ、心が痺れる快感を今まで拒否してきたことに猛烈に後悔しながら、私は大好きなこの恋の歌を唄いきった。