マジック・アワー④
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曲が終わり拍手が起こると「じゃあ、もう一曲」ヤムチャは満更でもないって顔で、ギターをかき鳴らし始めた。
次に演奏し始めた曲は、私が十代の時に流行った曲で、今でもコマーシャルなんかで使われてる名曲だった。
懐かしいわねー。
イントロを聴いただけで分かるのは、当時十代か二十代だった人間だけじゃないかしら?
そんなことを思ってると、ふと疑問が湧いた。
さっきの曲といい、当然のように梨子ちゃんはピアノを弾いてるけど……。
それっておかしいわよね?!
だって、楽譜ないじゃない?!!
それに気付いて
「ちょっと! 何だって、梨子ちゃんピアノが弾けてるわけ?!」
声をあげると「そーいえば……」って顔を全員がした。
何だって、こんなに人数がいるのに誰も気付かないのよ……!
今更気付いた自分たちに半分呆れてると
「梨子は一回聴けば弾けるんですよ」
真琴ちゃんの落ち着いた声が聞こえてきた。
真琴ちゃんの答えに「え?」といった表情をみんなが向けると
「絶対音感があるっていうのもありますけど、あの子一度聴いた曲は楽譜を見なくても弾けるんです」
さらっと、そんな答えが返ってきて、みんなポカンとした顔を浮かべた。
すると
「その”ぜったいおんかん”て何だ?」
骨付きのチキンにかぶりつこうとしてた孫君の疑問に
「絶対音感というのは音の高さを認識する能力のことで、音を聞いただけで、ドレミファソラシド……の音名に変換出来るんです」
次に演奏し始めた曲は、私が十代の時に流行った曲で、今でもコマーシャルなんかで使われてる名曲だった。
懐かしいわねー。
イントロを聴いただけで分かるのは、当時十代か二十代だった人間だけじゃないかしら?
そんなことを思ってると、ふと疑問が湧いた。
さっきの曲といい、当然のように梨子ちゃんはピアノを弾いてるけど……。
それっておかしいわよね?!
だって、楽譜ないじゃない?!!
それに気付いて
「ちょっと! 何だって、梨子ちゃんピアノが弾けてるわけ?!」
声をあげると「そーいえば……」って顔を全員がした。
何だって、こんなに人数がいるのに誰も気付かないのよ……!
今更気付いた自分たちに半分呆れてると
「梨子は一回聴けば弾けるんですよ」
真琴ちゃんの落ち着いた声が聞こえてきた。
真琴ちゃんの答えに「え?」といった表情をみんなが向けると
「絶対音感があるっていうのもありますけど、あの子一度聴いた曲は楽譜を見なくても弾けるんです」
さらっと、そんな答えが返ってきて、みんなポカンとした顔を浮かべた。
すると
「その”ぜったいおんかん”て何だ?」
骨付きのチキンにかぶりつこうとしてた孫君の疑問に
「絶対音感というのは音の高さを認識する能力のことで、音を聞いただけで、ドレミファソラシド……の音名に変換出来るんです」