マジック・アワー③
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「歌? 梨子さんは歌が上手なのかい?」
お兄ちゃんは興味あり気に聞いてきた。
え? 知らないの?
最近、よくお兄ちゃんと梨子が話してるところを見かけてた俺は、お兄ちゃんの言葉に少し唖然としてしまった。
一体二人で何の話ししてんだよ?
梨子のこと好きなら、それぐらい探り入れといてよ……。
と呆れながら
あ。
梨子のヤツ、知られたくなくて黙ってたな。
そこに思い至り
「うん。上手いよ。前に、ピアノを弾きながら唄うのを聴いたけど、すごく上手かった」
心の中で舌を出し、お兄ちゃんに情報を提供した。
そしたらお兄ちゃんは
「へぇ。それなら俺も聴いてみたいな」
パッと表情を明るくすると
「梨子さん! 俺も梨子さんの歌、聴いてみたいです!」
水掛け論を繰り広げてる、ママたちと梨子の間に颯爽と入っていった。
味方が一人増え、ママたちの「歌って!」の声が更に高まると、梨子はたじろぎながら
「ピ、ピアノなら弾きます……!」
と口にした。
「え、ピアノ? ピアノも弾けるのかい?」
「へぇ。まぁ、ギターがイヤだってなら、俺はピアノでもかまわないぜ」
「そうですね! 私、梨子ちゃんのピアノも聴いてみたいわ」
「うん。僕もピアノでも構わないよ」
梨子の提案に、悟飯さん、クリリンさん、ビーデルさんが賛成すると
「もう……仕方ないわね。じゃあ、今日もピアノで我慢してあげるわ」
お兄ちゃんは興味あり気に聞いてきた。
え? 知らないの?
最近、よくお兄ちゃんと梨子が話してるところを見かけてた俺は、お兄ちゃんの言葉に少し唖然としてしまった。
一体二人で何の話ししてんだよ?
梨子のこと好きなら、それぐらい探り入れといてよ……。
と呆れながら
あ。
梨子のヤツ、知られたくなくて黙ってたな。
そこに思い至り
「うん。上手いよ。前に、ピアノを弾きながら唄うのを聴いたけど、すごく上手かった」
心の中で舌を出し、お兄ちゃんに情報を提供した。
そしたらお兄ちゃんは
「へぇ。それなら俺も聴いてみたいな」
パッと表情を明るくすると
「梨子さん! 俺も梨子さんの歌、聴いてみたいです!」
水掛け論を繰り広げてる、ママたちと梨子の間に颯爽と入っていった。
味方が一人増え、ママたちの「歌って!」の声が更に高まると、梨子はたじろぎながら
「ピ、ピアノなら弾きます……!」
と口にした。
「え、ピアノ? ピアノも弾けるのかい?」
「へぇ。まぁ、ギターがイヤだってなら、俺はピアノでもかまわないぜ」
「そうですね! 私、梨子ちゃんのピアノも聴いてみたいわ」
「うん。僕もピアノでも構わないよ」
梨子の提案に、悟飯さん、クリリンさん、ビーデルさんが賛成すると
「もう……仕方ないわね。じゃあ、今日もピアノで我慢してあげるわ」