マジック・アワー③
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そして
「科学や技術は進んでないって言っても、この映像や表現の技術なんて、この地球よりだいぶん進んでるわよ! ほら、この映像なんて、すごくリアルで綺麗だもの!!」
ママは歌と一緒に流れるアニメーションに感動し
「うんうん! さっきの曲だって、歌もダンスも可愛かったよ!!」
悟天も「スマホ」に映し出される映像に興奮してる。
そんなふうに、みんなが「スマホ」を囲み覗き込む姿を、俺は少し離れたテーブルから眺めてた。
あの「スマホ」の中に入ってる映像は、梨子が俺の部屋に来た時に、全て観たことがある。
確かに、ママの言う通り、この地球のものよりは進んだ映像ばかりだ。
それを、みんなが見てしまったことが、何となくつまらない。
みんなから、第六宇宙の地球について知りたいとせがまれる梨子と真琴に
「スマホの映像をみんなに見せたらいいんじゃないか」
と、提案してしまった自分を後悔しつつ、グラスに注がれたオレンジジュースを喉へと流し込んでると
「トランクスは見なくていいのか?」
スマホを囲む仲間の中から抜け出し、お兄ちゃんが近付いてきた。
「ああ。前に見たことあるから」
そう答えると
「前に? そうか……。それにしても、本当によく似てるな。第六宇宙の地球も平和そうでよかったよ」
安心したように微笑む顔に
「そうでもないらしいよ。あっちの地球じゃ、いつもどっかで人間同士が戦争してるらしいから」
真琴から聞いた、あっちの地球のダークな面をばらすと
「科学や技術は進んでないって言っても、この映像や表現の技術なんて、この地球よりだいぶん進んでるわよ! ほら、この映像なんて、すごくリアルで綺麗だもの!!」
ママは歌と一緒に流れるアニメーションに感動し
「うんうん! さっきの曲だって、歌もダンスも可愛かったよ!!」
悟天も「スマホ」に映し出される映像に興奮してる。
そんなふうに、みんなが「スマホ」を囲み覗き込む姿を、俺は少し離れたテーブルから眺めてた。
あの「スマホ」の中に入ってる映像は、梨子が俺の部屋に来た時に、全て観たことがある。
確かに、ママの言う通り、この地球のものよりは進んだ映像ばかりだ。
それを、みんなが見てしまったことが、何となくつまらない。
みんなから、第六宇宙の地球について知りたいとせがまれる梨子と真琴に
「スマホの映像をみんなに見せたらいいんじゃないか」
と、提案してしまった自分を後悔しつつ、グラスに注がれたオレンジジュースを喉へと流し込んでると
「トランクスは見なくていいのか?」
スマホを囲む仲間の中から抜け出し、お兄ちゃんが近付いてきた。
「ああ。前に見たことあるから」
そう答えると
「前に? そうか……。それにしても、本当によく似てるな。第六宇宙の地球も平和そうでよかったよ」
安心したように微笑む顔に
「そうでもないらしいよ。あっちの地球じゃ、いつもどっかで人間同士が戦争してるらしいから」
真琴から聞いた、あっちの地球のダークな面をばらすと