Blue&Blue②
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いやいや……。
それは「優しい」じゃないだろ……。
人としてどうなんだ……?
梨子の勝手な見解に呆れながら
「そんなことするわけないだろ……。優しいっていうなら、ちゃんと断るのが優しさだろ?」
そう言うと
「……そっか。そうだね。ゴメンね。気分悪くすること言っちゃって……」
梨子は申し訳なさそうな顔を浮かべた。
そして
「いつも思うけど、トランクス君て私より歳下なのに、私よりずっと大人だよね。……私、すぐ思ったこと口に出しちゃうから……。気をつけなきゃ……」
しょんぼりしたようにそう零すと、梨子は途中になってた数式の続きを解き始めた。
目の前の、俯くサラサラとした栗色の髪を見つめ
そういうところ、俺は嫌いじゃないけどな。
ふと思ってから、我に返って慌てて首を振った。
いやいや……! 好きとか嫌いじゃないだろ!!
き、嫌いじゃないけどさ……!!
い、いやいや、だから好きっていうわけでもなくて……!
一人うろたえながら
ああ……。何か、梨子といると調子が狂うな……。
密かに頭を抱えた。
クールで強気で美人なマイちゃんとは違い、能天気で頼りなくて、どちらかと言えばカワイイタイプの梨子。
マイちゃんとは違うタイプなのに、何で梨子のことが気になるんだ……?!
ほのかに香ってくる甘いシャンプーの香りに、胸の辺りがギュッと締め付けられる感覚にドギマギしながら、俺は長い間会ってないマイちゃんを必死に思い出してた。
それは「優しい」じゃないだろ……。
人としてどうなんだ……?
梨子の勝手な見解に呆れながら
「そんなことするわけないだろ……。優しいっていうなら、ちゃんと断るのが優しさだろ?」
そう言うと
「……そっか。そうだね。ゴメンね。気分悪くすること言っちゃって……」
梨子は申し訳なさそうな顔を浮かべた。
そして
「いつも思うけど、トランクス君て私より歳下なのに、私よりずっと大人だよね。……私、すぐ思ったこと口に出しちゃうから……。気をつけなきゃ……」
しょんぼりしたようにそう零すと、梨子は途中になってた数式の続きを解き始めた。
目の前の、俯くサラサラとした栗色の髪を見つめ
そういうところ、俺は嫌いじゃないけどな。
ふと思ってから、我に返って慌てて首を振った。
いやいや……! 好きとか嫌いじゃないだろ!!
き、嫌いじゃないけどさ……!!
い、いやいや、だから好きっていうわけでもなくて……!
一人うろたえながら
ああ……。何か、梨子といると調子が狂うな……。
密かに頭を抱えた。
クールで強気で美人なマイちゃんとは違い、能天気で頼りなくて、どちらかと言えばカワイイタイプの梨子。
マイちゃんとは違うタイプなのに、何で梨子のことが気になるんだ……?!
ほのかに香ってくる甘いシャンプーの香りに、胸の辺りがギュッと締め付けられる感覚にドギマギしながら、俺は長い間会ってないマイちゃんを必死に思い出してた。