ここはロストワールド②
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「連絡はもらってたんだが、まさかおまえが来るとはな……トランクス」
「俺も、おまえに会うことになるとは思ってなかったさ」
「未来の俺を倒したらしいな」
「……ああ」
俺は頷くと、持っていた剣を背中の鞘に収めた。
クリリンさんと結婚した、18号に会うことは想定していたが、17号に会うことになるとは、完全に想定外だった。
――何か意図でもあるのか?
母さんが、俺をこの島に行くよう仕向けた理由を、来る途中の飛行機の中で考えたが、答えは出なかった。
もしかしたら、意図なんてないのかもしれない。
ただ、俺をこの世界の17号と会わせたかっただけなのか……?
この地球を破壊するどころか、地球の命運をかけた、あの「力の大会」に出場し、全宇宙を救った17号。
むかしとは違う17号を、俺に会わせたかっただけなのか?
そんなことを頭の中で考えていると
「メンテナンスを頼んでたクルーザーを届けてくれたんだろ?」
手を出す17号に「あ、ああ」と返事を返して、ジャケットの胸ポケットからカプセルを取り出した。
カプセルを受け取ると、17号は俺の後ろにいる梨子さんに視線を向けてから
「デートの邪魔をして悪かったな」
そう涼しい顔で言ってきた。
「デ、デート……!?」
思いもよらない言葉に、声がひっくり返ると
「? おまえの彼女なんだろ?」
不思議そうな顔をする17号に
「ち、違う! 梨子さんは、彼女なんかじゃ……!」
顔に熱が集まるのを感じながら、大きな声で否定していた。
「俺も、おまえに会うことになるとは思ってなかったさ」
「未来の俺を倒したらしいな」
「……ああ」
俺は頷くと、持っていた剣を背中の鞘に収めた。
クリリンさんと結婚した、18号に会うことは想定していたが、17号に会うことになるとは、完全に想定外だった。
――何か意図でもあるのか?
母さんが、俺をこの島に行くよう仕向けた理由を、来る途中の飛行機の中で考えたが、答えは出なかった。
もしかしたら、意図なんてないのかもしれない。
ただ、俺をこの世界の17号と会わせたかっただけなのか……?
この地球を破壊するどころか、地球の命運をかけた、あの「力の大会」に出場し、全宇宙を救った17号。
むかしとは違う17号を、俺に会わせたかっただけなのか?
そんなことを頭の中で考えていると
「メンテナンスを頼んでたクルーザーを届けてくれたんだろ?」
手を出す17号に「あ、ああ」と返事を返して、ジャケットの胸ポケットからカプセルを取り出した。
カプセルを受け取ると、17号は俺の後ろにいる梨子さんに視線を向けてから
「デートの邪魔をして悪かったな」
そう涼しい顔で言ってきた。
「デ、デート……!?」
思いもよらない言葉に、声がひっくり返ると
「? おまえの彼女なんだろ?」
不思議そうな顔をする17号に
「ち、違う! 梨子さんは、彼女なんかじゃ……!」
顔に熱が集まるのを感じながら、大きな声で否定していた。