ここはロストワールド②
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茂みの中から飛び出して来たのは、見覚えのあるヤツ等だった。
青い、小さなこの悪魔たちを忘れる筈がない……!
セルジュニア……!
何でこいつ等がこんなところに……!?
茂みから、こちらに向かって飛び出して来た一体は剣で弾き飛ばしたが、そいつ以外の六体のセルジュニアが、俺と##NAME1##さんを囲んでいた。
あのセルゲームの時と違い、セルジュニアなど、もう俺の敵じゃない。
しかし、梨子さんを庇いながらの戦いとなると、若干の不安が過った。
場所を変えるか……。
とりあえず、後ろにいる梨子さんを、安全な場所へ避難させようとしたその時
「やめるんだ、おまえたち」
聞き覚えのある、涼しい声がした。
ハッと、その声がした上空に顔を上げると、そこには、あの17号が腕組みをして俺たちを見下ろしていた。
「17号……!」
黒い髪を風になびかせ、空に浮かぶ姿を驚き見つめていると
「その二人は俺の客だ。手を出すんじゃない」
17号は、セルジュニアに向かってそう言うと、スゥーッと地上へと降りて来た。
17号が現れるなり、急に大人しくなったセルジュニアたちは、ヒソヒソと互いに何か耳打ちをしていたが、17号の「行け」という声で、一斉に散っていった。
その様子を、剣を構えたまま覗ってると
「驚かせて悪かったな。あのセルジュニアたち……まぁ、もどきだが……ちゃんと手なづけてある。心配しなくていい」
17号はそう言うと、くるりとこちらに向き直った。
青い、小さなこの悪魔たちを忘れる筈がない……!
セルジュニア……!
何でこいつ等がこんなところに……!?
茂みから、こちらに向かって飛び出して来た一体は剣で弾き飛ばしたが、そいつ以外の六体のセルジュニアが、俺と##NAME1##さんを囲んでいた。
あのセルゲームの時と違い、セルジュニアなど、もう俺の敵じゃない。
しかし、梨子さんを庇いながらの戦いとなると、若干の不安が過った。
場所を変えるか……。
とりあえず、後ろにいる梨子さんを、安全な場所へ避難させようとしたその時
「やめるんだ、おまえたち」
聞き覚えのある、涼しい声がした。
ハッと、その声がした上空に顔を上げると、そこには、あの17号が腕組みをして俺たちを見下ろしていた。
「17号……!」
黒い髪を風になびかせ、空に浮かぶ姿を驚き見つめていると
「その二人は俺の客だ。手を出すんじゃない」
17号は、セルジュニアに向かってそう言うと、スゥーッと地上へと降りて来た。
17号が現れるなり、急に大人しくなったセルジュニアたちは、ヒソヒソと互いに何か耳打ちをしていたが、17号の「行け」という声で、一斉に散っていった。
その様子を、剣を構えたまま覗ってると
「驚かせて悪かったな。あのセルジュニアたち……まぁ、もどきだが……ちゃんと手なづけてある。心配しなくていい」
17号はそう言うと、くるりとこちらに向き直った。