ここはロストワールド①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「見えてきました。あれがモンスター島です」
トランクスさんの声でシートから身を乗り出すと、薄く広がった雲の隙間から、塔みたいな山が二つある大きな島が見えてきた。
「わぁ! あれがモンスター島! 思ってたより大きい!!」
「そうですね……。こんな島があるなんて知りませんでした」
「モンスター島っていうから、私、もっと暗ーい感じの島かと思ってたんですけど、普通の島なんですね」
「ええ。俺も、最初聞いた時は鬱蒼とした森のような島かと思ったんですけど……見たところ、普通の島と変わらなくて安心しました」
青い海に囲まれて浮かぶ、緑色の自然いっぱいの島に、胸を弾ませてると
「ただ……。モンスター島という名前の通り、島にはたくさんのモンスターが生息しているそうなので、気を付けて下さい」
って念を押された。
カプセルコーポレーションを出発する前にも言われたことだったから
トランクスさんて、心配性だなー。
なんて、思いながら
「はい。気を付けます!」
了解の意味を込めて、隣りの操縦席に座る、トランクスさんに笑顔を向け
「でも。もし、何かあってもトランクスさんが助けてくれるから大丈夫ですよね?」
そう付け加えると
「そ、それは当然です……! でも、そんなことがないように、十分気を付けて下さい」
何だか、遠足に行く前の小学校の先生みたいなことを言われて、ちょっと笑いそうになっちゃった。
ほっぺの辺りを緩ませながら、チラッとトランクスさんを見てから、顔を正面に戻すと、モンスター島はもう、目の前まで迫ってた。
トランクスさんの声でシートから身を乗り出すと、薄く広がった雲の隙間から、塔みたいな山が二つある大きな島が見えてきた。
「わぁ! あれがモンスター島! 思ってたより大きい!!」
「そうですね……。こんな島があるなんて知りませんでした」
「モンスター島っていうから、私、もっと暗ーい感じの島かと思ってたんですけど、普通の島なんですね」
「ええ。俺も、最初聞いた時は鬱蒼とした森のような島かと思ったんですけど……見たところ、普通の島と変わらなくて安心しました」
青い海に囲まれて浮かぶ、緑色の自然いっぱいの島に、胸を弾ませてると
「ただ……。モンスター島という名前の通り、島にはたくさんのモンスターが生息しているそうなので、気を付けて下さい」
って念を押された。
カプセルコーポレーションを出発する前にも言われたことだったから
トランクスさんて、心配性だなー。
なんて、思いながら
「はい。気を付けます!」
了解の意味を込めて、隣りの操縦席に座る、トランクスさんに笑顔を向け
「でも。もし、何かあってもトランクスさんが助けてくれるから大丈夫ですよね?」
そう付け加えると
「そ、それは当然です……! でも、そんなことがないように、十分気を付けて下さい」
何だか、遠足に行く前の小学校の先生みたいなことを言われて、ちょっと笑いそうになっちゃった。
ほっぺの辺りを緩ませながら、チラッとトランクスさんを見てから、顔を正面に戻すと、モンスター島はもう、目の前まで迫ってた。