トランクスさんと朝食を②
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「この地球の人からしたら、そうですよね」
「ええ。この地球は『エリア』はありますけど『国』のように細分化されてないので……。それに、やはり詳しい知識がないので、登場する人物が生きていた時代や、その人物がどういう人物なのか、よく分からないんですよ」
苦笑いを浮かべるトランクスさんに
「それでも、読むんですか?」
思わず、眉間に皺を寄せると
「ええ。それでも、読み物としては面白いですから」
爽やかな笑顔を返された。
「えー、トランクスさんまで……」
そんなに魅力的な本なの?
ちょっと理解出来なくて、顔を顰めてると
「あの本を読んでいると『ニホン人』という人たちに興味を持ちました」
私とは反対に、トランクスさんは表情を柔らかくした。
「そうですか?」
「ええ。元々『ニホン』という国を知らない人たちに向けて書かれた本なので、歴史や文化の部分から『ニホン人』という人たちの考え方や思考や習慣が解説してあるんです。だから『ニホン』という国を知らない俺には、とても興味深いですよ」
「そう言えば、マコちゃんが日本文化論だ! とか言ってました」
本片手に、熱弁してたマコちゃんを思い出しながら
「でも、この地球の人たちが使ってる言葉も文字も、習慣も日本とほとんど一緒ですよ?」
首を傾げると
「それが不思議なところですよね。歴史も文化も違う、梨子さんたちの住む第六地球にある『ニホン』という国と、この第七宇宙にある地球が似てるなんて。それも興味深いですよね」
トランクスさんは、楽しそうに青い目を輝かせた。
「ええ。この地球は『エリア』はありますけど『国』のように細分化されてないので……。それに、やはり詳しい知識がないので、登場する人物が生きていた時代や、その人物がどういう人物なのか、よく分からないんですよ」
苦笑いを浮かべるトランクスさんに
「それでも、読むんですか?」
思わず、眉間に皺を寄せると
「ええ。それでも、読み物としては面白いですから」
爽やかな笑顔を返された。
「えー、トランクスさんまで……」
そんなに魅力的な本なの?
ちょっと理解出来なくて、顔を顰めてると
「あの本を読んでいると『ニホン人』という人たちに興味を持ちました」
私とは反対に、トランクスさんは表情を柔らかくした。
「そうですか?」
「ええ。元々『ニホン』という国を知らない人たちに向けて書かれた本なので、歴史や文化の部分から『ニホン人』という人たちの考え方や思考や習慣が解説してあるんです。だから『ニホン』という国を知らない俺には、とても興味深いですよ」
「そう言えば、マコちゃんが日本文化論だ! とか言ってました」
本片手に、熱弁してたマコちゃんを思い出しながら
「でも、この地球の人たちが使ってる言葉も文字も、習慣も日本とほとんど一緒ですよ?」
首を傾げると
「それが不思議なところですよね。歴史も文化も違う、梨子さんたちの住む第六地球にある『ニホン』という国と、この第七宇宙にある地球が似てるなんて。それも興味深いですよね」
トランクスさんは、楽しそうに青い目を輝かせた。