トランクスさんと朝食を①
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何の役にも立たないのは分かってる。
分かってるけど……。
毎日、遠くからマコちゃんが稽古してるのを見てると、自分の無力さを感じて虚しくなった。
のん気に、ピアノやギターの練習をしてる自分が、浮いてるように思えて、居心地悪く思えた。
何で、私この地球に来ちゃったんだろ……?
ホント、ただのおまけ感が半端ないな、私……。
この地球に来たばかりの頃は、楽しくて仕方なかったのに、今はそんな、ネガティブな考えをする日が増えてた。
そして今も、そんなネガティブな感情に呑み込まれそうになりながら、朝ご飯を食べてると
「どうかしましたか?」
向かい合って座るトランクスさんが、不思議そうに聞いてきた。
「へ?」
「何だか、いつもの梨子さんと違う気がして……」
「……いつも?」
「ええ。いつも、食事の時はとてもいい顔をされてるんですけど……今朝はそうじゃないような気がして」
いい顔?
って。それ、どんな顔?
私、どんな顔して食べてるの?
トランクスさんの「いい顔」っていう曖昧な表現が気になって
「いい顔って、どんな顔ですか?」
聞いてから
あ。これって聞いたらめちゃ恥ずかしいヤツじゃない?!
って後悔してると
「幸せそうな顔です。梨子さんは、本当に美味しそうに食事をされるので、その顔を見ると、俺も幸せな気持ちになるんですよ」
にこりと微笑んで言うトランクスさんに
やっぱり聞かなきゃよかった!
めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!!
って、案の定後悔した。
分かってるけど……。
毎日、遠くからマコちゃんが稽古してるのを見てると、自分の無力さを感じて虚しくなった。
のん気に、ピアノやギターの練習をしてる自分が、浮いてるように思えて、居心地悪く思えた。
何で、私この地球に来ちゃったんだろ……?
ホント、ただのおまけ感が半端ないな、私……。
この地球に来たばかりの頃は、楽しくて仕方なかったのに、今はそんな、ネガティブな考えをする日が増えてた。
そして今も、そんなネガティブな感情に呑み込まれそうになりながら、朝ご飯を食べてると
「どうかしましたか?」
向かい合って座るトランクスさんが、不思議そうに聞いてきた。
「へ?」
「何だか、いつもの梨子さんと違う気がして……」
「……いつも?」
「ええ。いつも、食事の時はとてもいい顔をされてるんですけど……今朝はそうじゃないような気がして」
いい顔?
って。それ、どんな顔?
私、どんな顔して食べてるの?
トランクスさんの「いい顔」っていう曖昧な表現が気になって
「いい顔って、どんな顔ですか?」
聞いてから
あ。これって聞いたらめちゃ恥ずかしいヤツじゃない?!
って後悔してると
「幸せそうな顔です。梨子さんは、本当に美味しそうに食事をされるので、その顔を見ると、俺も幸せな気持ちになるんですよ」
にこりと微笑んで言うトランクスさんに
やっぱり聞かなきゃよかった!
めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!!
って、案の定後悔した。