彼女たちの好きなヒト①
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「ねぇ、トランクス。あんた梨子ちゃんのこと好きなんでしょ?」
目を細めて聞くと、未来から来た我が子は、飲んでたコーヒーで派手に咽た。
「と、突然何を言ってるんですか?!」
正直に顔を真っ赤にして、慌てる姿が可笑しくて
「だって。いつも梨子ちゃんのこと見てるじゃない。あれだけ見てたら気付くわよ。多分、私だけじゃなくて、みんな気付いてると思うけどー」
にやにやしながら言うと
「き、気のせいですよ」
トランクスは誤魔化すように、またコーヒーを飲み始めた。
「気のせいねぇ……」
こっちのトランクスより、だいぶ大人な横顔を疑うように見つめると、トランクスはゴクリとコーヒーを飲み込んでから
「俺は仕事で……タイムパトローラーとしてこの世界に来てるんですよ? そんな……梨子さんのことを……有り得ません!」
て、言い切った。
あーあ、まったく。
あんな分かりやすい態度を晒してて、バレてないとでも思ってるのかしら?
そう思うと、ちょっと意地悪したくなって
「そう。こっちのトランクスも梨子ちゃんのこと好きみたいだから、好みは同じなのかと思ったんだけど、流石にそこは違うのねー」
納得したように言うと、トランクスは一瞬、目を大きく見開いた。
ふふっ。
ホントに分かりやすいわね!
私は頬っぺたの辺りが、にやけて緩みそうになるのを我慢しながら
「それなら良かったわ。トランクス同士が恋のライバルにならなくて」
ホッとしたように言うと、青い瞳には動揺がめいっぱい広がってた。
目を細めて聞くと、未来から来た我が子は、飲んでたコーヒーで派手に咽た。
「と、突然何を言ってるんですか?!」
正直に顔を真っ赤にして、慌てる姿が可笑しくて
「だって。いつも梨子ちゃんのこと見てるじゃない。あれだけ見てたら気付くわよ。多分、私だけじゃなくて、みんな気付いてると思うけどー」
にやにやしながら言うと
「き、気のせいですよ」
トランクスは誤魔化すように、またコーヒーを飲み始めた。
「気のせいねぇ……」
こっちのトランクスより、だいぶ大人な横顔を疑うように見つめると、トランクスはゴクリとコーヒーを飲み込んでから
「俺は仕事で……タイムパトローラーとしてこの世界に来てるんですよ? そんな……梨子さんのことを……有り得ません!」
て、言い切った。
あーあ、まったく。
あんな分かりやすい態度を晒してて、バレてないとでも思ってるのかしら?
そう思うと、ちょっと意地悪したくなって
「そう。こっちのトランクスも梨子ちゃんのこと好きみたいだから、好みは同じなのかと思ったんだけど、流石にそこは違うのねー」
納得したように言うと、トランクスは一瞬、目を大きく見開いた。
ふふっ。
ホントに分かりやすいわね!
私は頬っぺたの辺りが、にやけて緩みそうになるのを我慢しながら
「それなら良かったわ。トランクス同士が恋のライバルにならなくて」
ホッとしたように言うと、青い瞳には動揺がめいっぱい広がってた。