ピアノレッスン③
夢小説設定
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「わー、スゴーイ!!」
足元に広がる暗い森を見下ろして、感動の声をあげる梨子に
「怖くないのか?」
呆れ気味に聞くと
「うん、全然平気!」
至近距離で満面の笑顔を向けられ、ドキリとした。
「っしっかり掴まってろよ」
動揺を誤魔化すように注意すると、梨子は「うん!」て頷いて、俺の胸辺りをギュッと掴んできた。
っ……!
横抱きに抱える梨子と更に密着するはめになって、鼻先を掠めるいい香りと、柔らかい抱き心地に、胸をドクドクと高鳴らせてると
「空飛ぶのって気持ちいいねー」
気持ちよさそうに目を閉じる顔が視界の下の方に映って「まぁな」って相槌を打った。
「ねぇ! 私も飛べるようになれるかな?」
「うん」って頷いて欲しそうに、見上げてきた顔に、悪戯心が湧いて
「梨子には無理だよ」
素っ気なく答えると、案の定「えー」っていう残念そうな声がした。
予想通りの反応に、クククとほくそ笑んでると
「じゃ、空を飛びたくなったら、これからトランクス君にお願いしてもいい?」
思ってもなかったことを言われて
え?
顔が引き攣った。
「いい?」甘えるように、上目遣いで見上げてくる梨子に
面倒なことになったな……。
そう思いながら
「ヒ、ヒマだったらな」
って答えると
「ヤッター! ありがとう、トランクス君!!」
梨子にギュッとしがみつかれ
っ!?
俺は、赤くなってるだろう顔がバレないように、急いで家まで飛んで帰った。
足元に広がる暗い森を見下ろして、感動の声をあげる梨子に
「怖くないのか?」
呆れ気味に聞くと
「うん、全然平気!」
至近距離で満面の笑顔を向けられ、ドキリとした。
「っしっかり掴まってろよ」
動揺を誤魔化すように注意すると、梨子は「うん!」て頷いて、俺の胸辺りをギュッと掴んできた。
っ……!
横抱きに抱える梨子と更に密着するはめになって、鼻先を掠めるいい香りと、柔らかい抱き心地に、胸をドクドクと高鳴らせてると
「空飛ぶのって気持ちいいねー」
気持ちよさそうに目を閉じる顔が視界の下の方に映って「まぁな」って相槌を打った。
「ねぇ! 私も飛べるようになれるかな?」
「うん」って頷いて欲しそうに、見上げてきた顔に、悪戯心が湧いて
「梨子には無理だよ」
素っ気なく答えると、案の定「えー」っていう残念そうな声がした。
予想通りの反応に、クククとほくそ笑んでると
「じゃ、空を飛びたくなったら、これからトランクス君にお願いしてもいい?」
思ってもなかったことを言われて
え?
顔が引き攣った。
「いい?」甘えるように、上目遣いで見上げてくる梨子に
面倒なことになったな……。
そう思いながら
「ヒ、ヒマだったらな」
って答えると
「ヤッター! ありがとう、トランクス君!!」
梨子にギュッとしがみつかれ
っ!?
俺は、赤くなってるだろう顔がバレないように、急いで家まで飛んで帰った。