ピアノレッスン③
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その、子供みたいな笑顔にドギマギしながら
「ま、三つの音を鳴らしただけだからな」
そっけなく言うと
「そうだけど、トランクス君なら少し練習したらすぐ弾けるようになりそう!」
梨子はそう言うと
「あ、そうだ! ねぇ、ピアノの練習しない?」
キラキラとした目で見つめてきた。
っ!?
茶色の目の中に映る自分に慌て
「え、遠慮しとく。すぐ梨子みたいに弾けるわけじゃないだろ」
目を逸らすと
「すぐは無理だよー」
梨子は可笑しそうにクスクスと笑った。
「だろ? だったらいいよ。俺はすぐ結果が出ないとイヤなタイプだから」
「えー。トランクス君がピアノ弾けるようになったら、もっとモテるのに」
「これ以上モテると面倒だからなー」
「わっ、何ソレ! 何か、腹立つー」
眉を寄せる梨子に
「悪いな。俺、ピアノが弾けなくても十分人気者だからさ」
得意げに言うと
「ヤナ感じー!」
梨子は可笑しそうにくすくすと笑った。
そんな梨子を見て
飽きないヤツだな。
そう思った。
顔を顰めたり、笑ったり、真剣な顔でピアノを弾いてみたり。
短時間の間にコロコロと表情を変える梨子の横顔を見つめてると、急に二人きりだってことを意識した。
隣りに座る、ピンク色の半袖のワンピースから伸びてる、白くて細い腕を見て
柔らかそうだな……。
ポツリと思った次の瞬間、全身がブワッと熱くなった。
な、なに考えてんだ、俺……!
「ま、三つの音を鳴らしただけだからな」
そっけなく言うと
「そうだけど、トランクス君なら少し練習したらすぐ弾けるようになりそう!」
梨子はそう言うと
「あ、そうだ! ねぇ、ピアノの練習しない?」
キラキラとした目で見つめてきた。
っ!?
茶色の目の中に映る自分に慌て
「え、遠慮しとく。すぐ梨子みたいに弾けるわけじゃないだろ」
目を逸らすと
「すぐは無理だよー」
梨子は可笑しそうにクスクスと笑った。
「だろ? だったらいいよ。俺はすぐ結果が出ないとイヤなタイプだから」
「えー。トランクス君がピアノ弾けるようになったら、もっとモテるのに」
「これ以上モテると面倒だからなー」
「わっ、何ソレ! 何か、腹立つー」
眉を寄せる梨子に
「悪いな。俺、ピアノが弾けなくても十分人気者だからさ」
得意げに言うと
「ヤナ感じー!」
梨子は可笑しそうにくすくすと笑った。
そんな梨子を見て
飽きないヤツだな。
そう思った。
顔を顰めたり、笑ったり、真剣な顔でピアノを弾いてみたり。
短時間の間にコロコロと表情を変える梨子の横顔を見つめてると、急に二人きりだってことを意識した。
隣りに座る、ピンク色の半袖のワンピースから伸びてる、白くて細い腕を見て
柔らかそうだな……。
ポツリと思った次の瞬間、全身がブワッと熱くなった。
な、なに考えてんだ、俺……!