ピアノレッスン②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それをピアノで解消する。
それは、それでいいんじゃないか?
そう思ってると
「あ、そうだ! トランクス君も弾いてみない?」
いいことを思いついたって顔を、梨子が向けてきた。
「えっ?! い、いいよ。ピアノなんて弾いたことないし!」
「大丈夫! 教えるから! ほら、トランクス君にはいつも勉強教えてもらってるし、そのお礼!」
梨子は、パッと表情を明るくして、両手を握り締めた。
「いや、そんなのいいって別に……!」
「いいから! ほら、座って座って!」
椅子に座る梨子は、身体を横にズラすと同時に、グイッと俺の左手を掴んできた。
っ!
掴んできた温かくて柔らかい手に、胸がドキリと跳ねると、すぐに心拍数が上がりはじめた。
それを誤魔化すように、渋々梨子の隣りに腰を下ろすと、真横から甘い香りがフワッと匂ってきて
っ……!?
ますます心拍が上がって落ち着かなくなった。
そんなドギマギしてる俺に気付くはずもなく、梨子は「うーん……何弾こうかな……」なんて考えてる。
お、落ち着け俺……!
ソワソワしながら自分に言い聞かせてると「うん! あれにしよう!」梨子の明るい声がした。
白くて細い指を鍵盤の上に置いて、梨子が弾き始めたのは、馴染みのある曲だった。
「この曲、この地球では有名な曲なんだよね?」
至近距離で見上げてくる梨子に目を泳がせながら、俺は「ああ」て、答えるので精一臂だった。
それは、それでいいんじゃないか?
そう思ってると
「あ、そうだ! トランクス君も弾いてみない?」
いいことを思いついたって顔を、梨子が向けてきた。
「えっ?! い、いいよ。ピアノなんて弾いたことないし!」
「大丈夫! 教えるから! ほら、トランクス君にはいつも勉強教えてもらってるし、そのお礼!」
梨子は、パッと表情を明るくして、両手を握り締めた。
「いや、そんなのいいって別に……!」
「いいから! ほら、座って座って!」
椅子に座る梨子は、身体を横にズラすと同時に、グイッと俺の左手を掴んできた。
っ!
掴んできた温かくて柔らかい手に、胸がドキリと跳ねると、すぐに心拍数が上がりはじめた。
それを誤魔化すように、渋々梨子の隣りに腰を下ろすと、真横から甘い香りがフワッと匂ってきて
っ……!?
ますます心拍が上がって落ち着かなくなった。
そんなドギマギしてる俺に気付くはずもなく、梨子は「うーん……何弾こうかな……」なんて考えてる。
お、落ち着け俺……!
ソワソワしながら自分に言い聞かせてると「うん! あれにしよう!」梨子の明るい声がした。
白くて細い指を鍵盤の上に置いて、梨子が弾き始めたのは、馴染みのある曲だった。
「この曲、この地球では有名な曲なんだよね?」
至近距離で見上げてくる梨子に目を泳がせながら、俺は「ああ」て、答えるので精一臂だった。