ピアノレッスン①
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そう言うと
「……興味?」
お兄ちゃんが、不思議そうに聞いてきた。
「うん……。むかしのことって言ってもさ、ツライ目に合ってるのに、どうしてあんなふに笑顔っていうか……微笑むっていうか……あんなふうでいられるんだろって」
答えると
「俺も同じことを思ったよ」
お兄ちゃんは小さく笑った。
「えっ? お兄ちゃんも?」
「ああ」
「やっぱりさ、あの人ずっと一人で宇宙を旅してたから、あんなふうになったのかな?」
やっぱり、お兄ちゃんも俺だな!
何て、共感出来たことに喜んでると
「それもあるのかもしれないな」
お兄ちゃんは、複雑な顔を浮かべてた。
そんなお兄ちゃんを見て
「ま、何であんなふうになったのかなんて、直接コッカ―さんに聞いてみなきゃ分かんないよね……」
結局、自分の想像でしかない話しだって気付いて、俺はこの話題を終わらせると、今日、ブラのままごとに犬役で参加させられそうになった話しへと、話題を切り替えた。
そろそろ寝るか。
もうすぐ日付が変わりそうな時計を見て、ベッドに入ろうとした時、微かに外から音が聞こえてきた。
うるさいとか、そんな音じゃないけど、気になって耳を澄ませてると、それはピアノの音だった。
……おいおい!
こんな時間に何考えてんだよ?!
いくらウチが広くて、近所には聴こえないからって、こんな時間に弾くことないだろ!
ピアノを弾くヤツなんて、この家にはアイツしかいない。
俺は一言注意してやりたくて、部屋の窓を開けると、舞空術で音のする方へと向かった。
「……興味?」
お兄ちゃんが、不思議そうに聞いてきた。
「うん……。むかしのことって言ってもさ、ツライ目に合ってるのに、どうしてあんなふに笑顔っていうか……微笑むっていうか……あんなふうでいられるんだろって」
答えると
「俺も同じことを思ったよ」
お兄ちゃんは小さく笑った。
「えっ? お兄ちゃんも?」
「ああ」
「やっぱりさ、あの人ずっと一人で宇宙を旅してたから、あんなふうになったのかな?」
やっぱり、お兄ちゃんも俺だな!
何て、共感出来たことに喜んでると
「それもあるのかもしれないな」
お兄ちゃんは、複雑な顔を浮かべてた。
そんなお兄ちゃんを見て
「ま、何であんなふうになったのかなんて、直接コッカ―さんに聞いてみなきゃ分かんないよね……」
結局、自分の想像でしかない話しだって気付いて、俺はこの話題を終わらせると、今日、ブラのままごとに犬役で参加させられそうになった話しへと、話題を切り替えた。
そろそろ寝るか。
もうすぐ日付が変わりそうな時計を見て、ベッドに入ろうとした時、微かに外から音が聞こえてきた。
うるさいとか、そんな音じゃないけど、気になって耳を澄ませてると、それはピアノの音だった。
……おいおい!
こんな時間に何考えてんだよ?!
いくらウチが広くて、近所には聴こえないからって、こんな時間に弾くことないだろ!
ピアノを弾くヤツなんて、この家にはアイツしかいない。
俺は一言注意してやりたくて、部屋の窓を開けると、舞空術で音のする方へと向かった。