ポメ姫③
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自分なりの考えや意見は持っていただろうが、他人の考えや意見を聞き、それを受け止めるだけだった。
きっと、自分の考えや意見を口にしなかったのは「女神」などと崇拝する者たちがいたからだろう。
自分が意見や考えを述べることで、父親である王の力を凌ぎ、星が混乱するのを防いだのだ。
そんな立場の違いこそが、ポメ姫様と真琴さんの違いだった。
でも、真琴さんにもし、地位や立場があれば、きっと彼女もポメ姫のように振舞っているだろう。
その賢さが、真琴さんにも備わっている。
そう思っていると
「マコちゃんが美人なのはポメ姫の生まれ変わりだからなんだ……。いいなー。前世がお姫様なんて……」
拗ねる……というよりは、羨ましそうにそう言う梨子さんの声が聞こえた。
「真琴さんの容姿や考えはポメ姫様と似ておられますが、雰囲気はどちらかと言えば、梨子さんの方が似ていらっしゃいますよ」
そう言うと
「雰囲気じゃなくて、容姿がよかったです……」
しょんぼりされ、どうフォローしたものかと苦笑いを浮かべていると
「ねぇ。コッカ―さんて、ポメ姫のこと好きだったんでしょ? 姫のことを話してる時のコッカ―さん、いつもと違うもの」
ブルマさんに悪戯な笑みを向けられた。
賢いだけではなく、この人は勘も鋭い人だと感心しながら「ええ」と頷くと、私は遠いむかしに姫と交わした幸せな約束を思い出し
「ポメ姫様は私の婚約者だったんですよ」
と、答えていた。
きっと、自分の考えや意見を口にしなかったのは「女神」などと崇拝する者たちがいたからだろう。
自分が意見や考えを述べることで、父親である王の力を凌ぎ、星が混乱するのを防いだのだ。
そんな立場の違いこそが、ポメ姫様と真琴さんの違いだった。
でも、真琴さんにもし、地位や立場があれば、きっと彼女もポメ姫のように振舞っているだろう。
その賢さが、真琴さんにも備わっている。
そう思っていると
「マコちゃんが美人なのはポメ姫の生まれ変わりだからなんだ……。いいなー。前世がお姫様なんて……」
拗ねる……というよりは、羨ましそうにそう言う梨子さんの声が聞こえた。
「真琴さんの容姿や考えはポメ姫様と似ておられますが、雰囲気はどちらかと言えば、梨子さんの方が似ていらっしゃいますよ」
そう言うと
「雰囲気じゃなくて、容姿がよかったです……」
しょんぼりされ、どうフォローしたものかと苦笑いを浮かべていると
「ねぇ。コッカ―さんて、ポメ姫のこと好きだったんでしょ? 姫のことを話してる時のコッカ―さん、いつもと違うもの」
ブルマさんに悪戯な笑みを向けられた。
賢いだけではなく、この人は勘も鋭い人だと感心しながら「ええ」と頷くと、私は遠いむかしに姫と交わした幸せな約束を思い出し
「ポメ姫様は私の婚約者だったんですよ」
と、答えていた。