ポメ姫③
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ようやくポメ姫様の遺言が果たせる……!
そう思った。
しかし……!
この通り……。
ダーブラの妹であるトワに阻まれてしまい、目的を果たすことは出来なかった……。
そこまで話して、私はふっと、小さく息を吐いた。
話したことで、心が少し軽くなった気がした。
私は、私の話しを黙って聞いてくれたブルマさん、トランクスさん、そして梨子さんに感謝した。
むかし話しをすることで、ずっと、胸の奥にしまい込んでいた、自分の故郷である惑星ドギーに思いを馳せることが出来た。
そして何より、姫のことを語ることが、姫への供養にもなったと思った。
久しぶりに清々しい気持ちになり、澄んだ青い空に目を向けていると
「ポメ姫って、賢くて美人だったんですね。だから、マコちゃんもそうなんだ!」
梨子さんが納得したように頷いた。
私は悟空さんと向い合って座る真琴さんを見つめ
「そうですね……。あの何もかも受け入れるような、黒い瞳は似ています」
そう答えると
「あ、そうです! マコちゃんて意外と寛大なんです。ああ見えて」
「ああ見えて」
と付け加えた梨子の言葉に、私は自分の意見をズバズバ言う真琴さんの姿を思い出していた。
真琴さんは他人の意見や考えを無碍にはしないが、自分の考えをハッキリと口にした。
そこが、生まれ変わりとはいえ、ポメ姫様とは違うところだった。
姫様は、皆の前で、自分の意見をほとんど口することはなかった。
そう思った。
しかし……!
この通り……。
ダーブラの妹であるトワに阻まれてしまい、目的を果たすことは出来なかった……。
そこまで話して、私はふっと、小さく息を吐いた。
話したことで、心が少し軽くなった気がした。
私は、私の話しを黙って聞いてくれたブルマさん、トランクスさん、そして梨子さんに感謝した。
むかし話しをすることで、ずっと、胸の奥にしまい込んでいた、自分の故郷である惑星ドギーに思いを馳せることが出来た。
そして何より、姫のことを語ることが、姫への供養にもなったと思った。
久しぶりに清々しい気持ちになり、澄んだ青い空に目を向けていると
「ポメ姫って、賢くて美人だったんですね。だから、マコちゃんもそうなんだ!」
梨子さんが納得したように頷いた。
私は悟空さんと向い合って座る真琴さんを見つめ
「そうですね……。あの何もかも受け入れるような、黒い瞳は似ています」
そう答えると
「あ、そうです! マコちゃんて意外と寛大なんです。ああ見えて」
「ああ見えて」
と付け加えた梨子の言葉に、私は自分の意見をズバズバ言う真琴さんの姿を思い出していた。
真琴さんは他人の意見や考えを無碍にはしないが、自分の考えをハッキリと口にした。
そこが、生まれ変わりとはいえ、ポメ姫様とは違うところだった。
姫様は、皆の前で、自分の意見をほとんど口することはなかった。