ポメ姫③
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しかし、予知の力でそのことを知ったポメ姫は、自ら命を絶つことで、ダーブラの野望を阻止し、惑星ドギーを……全宇宙を守ったのだ。
姫の死により、暗黒魔界の封印を解くことが出来なくなったダーブラは、惑星ドギーを破壊するだけ破壊し去って行った。
美しい緑の大地は燃え、そこに浮かび上がるように建っていた白く眩いばかりの城は、破壊され、黒煙に染まっていた。
惑星ごと消滅させられなかったのが、唯一の救いだが、ダーブラによって破壊された惑星ドギーの被害は甚大だった。
戦闘に長けた民族ではない我々は、ダーブラの攻撃に苦戦し、兵、王族は殺されるかダーブラによって石にされてしまった。
姫の死を看取った後、姫の言いつけを守り、城から逃げ出し助かった私は、城の惨状を目の当たりにして絶望した。
そして、その時。
以前、姫が一度だけ口にした言葉を思い出した。
「私のこの力は神の力などではなく、呪われた力なのではないでしょうか……」
いつも輝いていた黒い瞳が、その時だけは暗く沈み、その時の姫の姿は私の脳にしっかりと記憶された。
姫の言う通り、姫の力は「呪われた力」であったのか?
私は破壊された城に立ち尽くし、自問した。
だが、ポメ姫の力は、私にとってはやはり「神の力」だった。
それは、姫のおかげで安全な地へと逃れ隠れていた民が皆無事だったからだ。
しかし、王族に仕える者として、一人無事だったことを恥じた私は死を考えた。
剣で喉を突き、死のうとした時
「生まれ変わっても引き継がれるこの力を消滅させて欲しい……」
姫の死により、暗黒魔界の封印を解くことが出来なくなったダーブラは、惑星ドギーを破壊するだけ破壊し去って行った。
美しい緑の大地は燃え、そこに浮かび上がるように建っていた白く眩いばかりの城は、破壊され、黒煙に染まっていた。
惑星ごと消滅させられなかったのが、唯一の救いだが、ダーブラによって破壊された惑星ドギーの被害は甚大だった。
戦闘に長けた民族ではない我々は、ダーブラの攻撃に苦戦し、兵、王族は殺されるかダーブラによって石にされてしまった。
姫の死を看取った後、姫の言いつけを守り、城から逃げ出し助かった私は、城の惨状を目の当たりにして絶望した。
そして、その時。
以前、姫が一度だけ口にした言葉を思い出した。
「私のこの力は神の力などではなく、呪われた力なのではないでしょうか……」
いつも輝いていた黒い瞳が、その時だけは暗く沈み、その時の姫の姿は私の脳にしっかりと記憶された。
姫の言う通り、姫の力は「呪われた力」であったのか?
私は破壊された城に立ち尽くし、自問した。
だが、ポメ姫の力は、私にとってはやはり「神の力」だった。
それは、姫のおかげで安全な地へと逃れ隠れていた民が皆無事だったからだ。
しかし、王族に仕える者として、一人無事だったことを恥じた私は死を考えた。
剣で喉を突き、死のうとした時
「生まれ変わっても引き継がれるこの力を消滅させて欲しい……」