ポメ姫③
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「ポメ姫ってどんな人だったの?」
ブルマさんの質問に虚を突かれ、すぐに言葉が出てこなかった。
考えてみれば当然の質問で、今まで聞かれなかったことが不思議なことなのかもしれない。
皆、私を気遣って、ポメ姫のことも惑星ドギーのことも、あえて尋ねてこなかったのだろう。
この地球という星の人間は、皆優しいのだ。
私にドラゴンボールを探す術を教えてくれた彼ら。
それに、ここにいる人たちもそうだ。
見ず知らずの私に優しく接してくれる。
その優しさに応える意味でも、私はブルマさんの質問に答えるべきだと思った。
いや、違う――。
答えたかったのだ。
ポメ姫や惑星ドギーのことを聞いて欲しかったのだ。
丁度、いい機会だ……。
そう思った私は、真琴さんに亡きポメ姫様の姿を重ねながら、姫のこと、そして故郷である惑星ドギーのことを語ることにした。
ポメ姫は聡明で美しく、とても優しい方だった。
如何なる者であろうと、差別することなく、平等に接し、城の者からも民からも愛されていた。
生まれつき不思議な力を持っていたこともあり、姫のことを女神のように思い、崇拝していた者も少なくない。
そう。
姫はまさに、惑星ドギーの女神だった。
姫の癒しの力は星の者を健やかにし、予知の力は天災や災害から守った。
その力のおかげで惑星は富、繁栄し、平和だった。
あの暗黒魔界の王、ダーブラが現れるまでは……!
何処で聞きつけたのか、ダーブラは暗黒魔界の封印を解くために、姫の力を欲し惑星ドギーに攻めてきた。
ブルマさんの質問に虚を突かれ、すぐに言葉が出てこなかった。
考えてみれば当然の質問で、今まで聞かれなかったことが不思議なことなのかもしれない。
皆、私を気遣って、ポメ姫のことも惑星ドギーのことも、あえて尋ねてこなかったのだろう。
この地球という星の人間は、皆優しいのだ。
私にドラゴンボールを探す術を教えてくれた彼ら。
それに、ここにいる人たちもそうだ。
見ず知らずの私に優しく接してくれる。
その優しさに応える意味でも、私はブルマさんの質問に答えるべきだと思った。
いや、違う――。
答えたかったのだ。
ポメ姫や惑星ドギーのことを聞いて欲しかったのだ。
丁度、いい機会だ……。
そう思った私は、真琴さんに亡きポメ姫様の姿を重ねながら、姫のこと、そして故郷である惑星ドギーのことを語ることにした。
ポメ姫は聡明で美しく、とても優しい方だった。
如何なる者であろうと、差別することなく、平等に接し、城の者からも民からも愛されていた。
生まれつき不思議な力を持っていたこともあり、姫のことを女神のように思い、崇拝していた者も少なくない。
そう。
姫はまさに、惑星ドギーの女神だった。
姫の癒しの力は星の者を健やかにし、予知の力は天災や災害から守った。
その力のおかげで惑星は富、繁栄し、平和だった。
あの暗黒魔界の王、ダーブラが現れるまでは……!
何処で聞きつけたのか、ダーブラは暗黒魔界の封印を解くために、姫の力を欲し惑星ドギーに攻めてきた。