ポメ姫①
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「ああ。神の気を感じることが出来るのは、人間じゃ俺とおまえだけだからな」
「それも、敵の作戦でしょうねぇ。もし、真琴さんに何かあった場合、悟空さんとベジータさん以外の方は気付かない……」
「あ! そ、そうよね?! それって、ヤバイじゃない!」
「そのことを考えた場合、真琴さんには、多少力を持ってもらった方がいいんでしょうが……」
困ったようにウイスさんが零すと
「……多少の力って、どれくらいですか?」
ずっと、黙って話しを聞いていた真琴が、見据えるような目でウイスさんに向け尋ねた。
「そうですねぇ……。時間を稼ぐ程度のことでいいんですが……」
「……自分の身を守るくらいの力なら、目覚めさせても大丈夫なんですか?」
「ええ。その程度の力なら大丈夫だと思いますよ」
そう言って微笑むウイスさんを、真琴はじっと見つめると
「それなら、使います。その神の力っていうの……」
神の力に興味はない。
でも、一度攫われてることもあるし、また迷惑をかけたくないんだろう。
真琴は他人に甘えたり、迷惑をかけたりするのが嫌なタチらしいから。
すると、そんな真琴の発言を聞いて
「よし! その修行、オラが手伝ってやるよ!」
悟空さんが嬉しそうな声をあげた。
次の日。
早速、庭で真琴の神の気を目覚めさせるための修行が始まった。
土曜日で学校も休みだった俺は、その修行のようすを見に庭へ下りた。
「それも、敵の作戦でしょうねぇ。もし、真琴さんに何かあった場合、悟空さんとベジータさん以外の方は気付かない……」
「あ! そ、そうよね?! それって、ヤバイじゃない!」
「そのことを考えた場合、真琴さんには、多少力を持ってもらった方がいいんでしょうが……」
困ったようにウイスさんが零すと
「……多少の力って、どれくらいですか?」
ずっと、黙って話しを聞いていた真琴が、見据えるような目でウイスさんに向け尋ねた。
「そうですねぇ……。時間を稼ぐ程度のことでいいんですが……」
「……自分の身を守るくらいの力なら、目覚めさせても大丈夫なんですか?」
「ええ。その程度の力なら大丈夫だと思いますよ」
そう言って微笑むウイスさんを、真琴はじっと見つめると
「それなら、使います。その神の力っていうの……」
神の力に興味はない。
でも、一度攫われてることもあるし、また迷惑をかけたくないんだろう。
真琴は他人に甘えたり、迷惑をかけたりするのが嫌なタチらしいから。
すると、そんな真琴の発言を聞いて
「よし! その修行、オラが手伝ってやるよ!」
悟空さんが嬉しそうな声をあげた。
次の日。
早速、庭で真琴の神の気を目覚めさせるための修行が始まった。
土曜日で学校も休みだった俺は、その修行のようすを見に庭へ下りた。