CC家の姉妹②
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私への質問が終わると、次は梨子がタイツさんの質問に答える番だった。
梨子の家は寺ということもあり、タイツさんからの質問は私以上に多かった。
仏教のこと。宗派のこと。他の宗教との違いなんかを色々聞かれてたけど、梨子はおじさんから聞かされてるんだろう、さっきとは違い「?」と首を傾げることなく、しっかりと答えていた。
そして、家族の次は日常生活について聞かれた。
学校のこと、流行りのファッションや音楽、テレビ番組。
そのあたりの質問には、流行りもんに疎い私に代わり、梨子がほとんど答えてくれた。
梨子のスマホに、音楽や写真、動画なんかが保存されていたのは、タイツさんにとって嬉しいことだったらしく、梨子のスマホを眺めながら大興奮していた。
そして、いつかブルマさんにしたように、液晶画面の中に映る場所や建物、人物なんかを、細かく説明させられた。
「確かに、この地球とは似てるようで、似てないのねー」
「そうですね。でも共通するところが多いから、特に違和感なく暮らせてますけど」
「まぁ、言葉や文字が同じっていうのは大きいわよね。これが違うと、コミュニケーションとるの難しいもの」
タイツさんはそう言いながら、梨子のスマホをスワイプし、保存されている大量の写真を見ていた。
が、その指がふと止まった。
「ねぇ、この梨子ちゃんと写ってる人……もしかしてお姉さん?」
タイツさんが首を傾げるようにして、目の前の梨子を見た。
梨子の家は寺ということもあり、タイツさんからの質問は私以上に多かった。
仏教のこと。宗派のこと。他の宗教との違いなんかを色々聞かれてたけど、梨子はおじさんから聞かされてるんだろう、さっきとは違い「?」と首を傾げることなく、しっかりと答えていた。
そして、家族の次は日常生活について聞かれた。
学校のこと、流行りのファッションや音楽、テレビ番組。
そのあたりの質問には、流行りもんに疎い私に代わり、梨子がほとんど答えてくれた。
梨子のスマホに、音楽や写真、動画なんかが保存されていたのは、タイツさんにとって嬉しいことだったらしく、梨子のスマホを眺めながら大興奮していた。
そして、いつかブルマさんにしたように、液晶画面の中に映る場所や建物、人物なんかを、細かく説明させられた。
「確かに、この地球とは似てるようで、似てないのねー」
「そうですね。でも共通するところが多いから、特に違和感なく暮らせてますけど」
「まぁ、言葉や文字が同じっていうのは大きいわよね。これが違うと、コミュニケーションとるの難しいもの」
タイツさんはそう言いながら、梨子のスマホをスワイプし、保存されている大量の写真を見ていた。
が、その指がふと止まった。
「ねぇ、この梨子ちゃんと写ってる人……もしかしてお姉さん?」
タイツさんが首を傾げるようにして、目の前の梨子を見た。