4年目の浮気心
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「ねぇ、トランクス君。この問題の答えって、これで合ってる?」
「どれ?……ああ、うん。合ってる」
「ホント! よかったー」
梨子は相変わらず、俺の部屋に勉強を教えて欲しいとやって来た。
それが、俺を安心させた。
まだ、梨子の気持ちは俺の方を向いてる。
そう思えた。
ここに来た頃より、少し伸びた栗色の髪を見つめながら、密かにホッと息を吐いてると
「ねぇ、トランクス君とトランクスさんて、どっちが強いの?」
解き始めたばかりの問題から顔を上げ、梨子が思いもよらないことを聞いてきた。
「はぁ? 何だよ、いきなり」
「ちょっと、気になって」
ヘラッと笑う顔に、軽く息を吐いてから
「さぁな。お兄ちゃんと本気で戦ったことないから。ま、戦う気もないけど」
そう答えると、梨子は
「なんだ……」
って、あきらかにガッカリしたように呟いた。
……おい。
「なんだ……」って、何だよ。
何、ガッカリしてんだよ。
再び数学の問題と対峙し始めた梨子を、じとっと見つめ
「なら、今度お兄ちゃんと戦ってみてもいいぜ」
そう言うと、梨子は顔をパッと上げ
「え、ホントに!?」
目を見開いた。
「俺はいいよ」
「ホント!? じゃあ、トランクスさんにもお願いしてみていい?」
「ああ」
頷くと
「うわぁ、二人の戦いってどんなのだろー? 楽しみー!」
梨子は嬉しそうに、無邪気な笑顔を浮かべた。
「どれ?……ああ、うん。合ってる」
「ホント! よかったー」
梨子は相変わらず、俺の部屋に勉強を教えて欲しいとやって来た。
それが、俺を安心させた。
まだ、梨子の気持ちは俺の方を向いてる。
そう思えた。
ここに来た頃より、少し伸びた栗色の髪を見つめながら、密かにホッと息を吐いてると
「ねぇ、トランクス君とトランクスさんて、どっちが強いの?」
解き始めたばかりの問題から顔を上げ、梨子が思いもよらないことを聞いてきた。
「はぁ? 何だよ、いきなり」
「ちょっと、気になって」
ヘラッと笑う顔に、軽く息を吐いてから
「さぁな。お兄ちゃんと本気で戦ったことないから。ま、戦う気もないけど」
そう答えると、梨子は
「なんだ……」
って、あきらかにガッカリしたように呟いた。
……おい。
「なんだ……」って、何だよ。
何、ガッカリしてんだよ。
再び数学の問題と対峙し始めた梨子を、じとっと見つめ
「なら、今度お兄ちゃんと戦ってみてもいいぜ」
そう言うと、梨子は顔をパッと上げ
「え、ホントに!?」
目を見開いた。
「俺はいいよ」
「ホント!? じゃあ、トランクスさんにもお願いしてみていい?」
「ああ」
頷くと
「うわぁ、二人の戦いってどんなのだろー? 楽しみー!」
梨子は嬉しそうに、無邪気な笑顔を浮かべた。