ワン・デイ⑥
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「何が起きても、大丈夫だと思わせてくれる人だ。そう言ってました」
「あ、それトランクス君も言ってたかも。この世界のブルマさんが言ってたって」
「そうなんですか?」
「はい! そっか……世界は違っても、同じブルマさんですもんね。思ってることも同じなんだ」
「そうみたいですね」
やっぱり、母さんはどの世界にいても母さんなんだな。
それに少しホッとして、表情を緩めていると
「世界がいくつもあって、そこに同じ人がいるって面白いですね。……あ。じゃあ、私やマコちゃんもいるってことですよね?! ちょっと会ってみたいかも!」
声を弾ませ、梨子さんはソフトクリームを口へと運んだ。
隣りを見ると、いつの間に食べていたのか、彼女の手の中のソフトクリームは、すでにコーンの部分だけになっていた。
まだ半分程しか減っていない、自分の手の中のソフトクリームを、急かされるように口の中へ運びはじめると
「でも、トランクスさんとトランクス君て似てませんよね」
梨子さんが不思議そうに、俺を見た。
梨子さんの視線を気にしつつ、ソフトクリームの部分を食べてから
「そうですね……。この世界のトランクスと俺では、育ってきた環境が違いますから」
苦笑いを浮かべると、梨子さんから「あ……」と納得したような、気不味そうな声が漏れた。
「この世界のトランクスを羨ましいと思う時もあります。……でも、俺の世界は俺の世界でいいところもありますから」
梨子さんに気を遣わせないように、笑顔をつくると
「あ、それトランクス君も言ってたかも。この世界のブルマさんが言ってたって」
「そうなんですか?」
「はい! そっか……世界は違っても、同じブルマさんですもんね。思ってることも同じなんだ」
「そうみたいですね」
やっぱり、母さんはどの世界にいても母さんなんだな。
それに少しホッとして、表情を緩めていると
「世界がいくつもあって、そこに同じ人がいるって面白いですね。……あ。じゃあ、私やマコちゃんもいるってことですよね?! ちょっと会ってみたいかも!」
声を弾ませ、梨子さんはソフトクリームを口へと運んだ。
隣りを見ると、いつの間に食べていたのか、彼女の手の中のソフトクリームは、すでにコーンの部分だけになっていた。
まだ半分程しか減っていない、自分の手の中のソフトクリームを、急かされるように口の中へ運びはじめると
「でも、トランクスさんとトランクス君て似てませんよね」
梨子さんが不思議そうに、俺を見た。
梨子さんの視線を気にしつつ、ソフトクリームの部分を食べてから
「そうですね……。この世界のトランクスと俺では、育ってきた環境が違いますから」
苦笑いを浮かべると、梨子さんから「あ……」と納得したような、気不味そうな声が漏れた。
「この世界のトランクスを羨ましいと思う時もあります。……でも、俺の世界は俺の世界でいいところもありますから」
梨子さんに気を遣わせないように、笑顔をつくると