この宇宙の片隅で
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梨子さんの隣りにトランクスさんの姿を見るたび、私はポメ姫を愛おしく見つめていた、むかしの自分を重ねた。
そして、自分が叶えられなかった夢を、勝手に若い彼に託していた。
トランクスさんが幸せになれるように……。
彼の想いが実るようにと……。
梨子さんを見つめる、トランクスさんの優しい顔をみるたびに、私はそう願わずにはおれなかった。
だが。
真琴様の持つポメ姫様の力を消滅させてしまえば、真琴様と梨子さんは、自分たちの生きるべき場所へと帰ってしまう。
そのことを思うと、私の胸は痛んだ。
真琴様と梨子さんを、ドラゴンボールを使って、この「地球」に呼び出し、本来なら出逢う筈ではなかった梨子さんと、トランクスさんを出逢わせてしまった。
それだけではない。
ベジータさんにブルマさん。
それに、悟空さんやこの地球の人々を、暗黒魔界の者との戦いに巻き込むことになってしまうのではないかと、不安が胸を覆った。
ポメ姫の遺志である「ポメ姫の力」を消滅させるためとは言え、私は多くの人々の人生を狂わせてしまったのだと、後悔した。
しかし、誰も私を責めなかった。
責めるどころか、私の力になろうとしてくれている。
宇宙をさすらい、色々な星や惑星を見てきたが、このように優しい人たちは初めてだった。
もしかすると、これもポメ姫の導きなのではないだろうか……。
そう思うと、胸を覆う不安が少しだけ晴れるのだった。
そして、自分が叶えられなかった夢を、勝手に若い彼に託していた。
トランクスさんが幸せになれるように……。
彼の想いが実るようにと……。
梨子さんを見つめる、トランクスさんの優しい顔をみるたびに、私はそう願わずにはおれなかった。
だが。
真琴様の持つポメ姫様の力を消滅させてしまえば、真琴様と梨子さんは、自分たちの生きるべき場所へと帰ってしまう。
そのことを思うと、私の胸は痛んだ。
真琴様と梨子さんを、ドラゴンボールを使って、この「地球」に呼び出し、本来なら出逢う筈ではなかった梨子さんと、トランクスさんを出逢わせてしまった。
それだけではない。
ベジータさんにブルマさん。
それに、悟空さんやこの地球の人々を、暗黒魔界の者との戦いに巻き込むことになってしまうのではないかと、不安が胸を覆った。
ポメ姫の遺志である「ポメ姫の力」を消滅させるためとは言え、私は多くの人々の人生を狂わせてしまったのだと、後悔した。
しかし、誰も私を責めなかった。
責めるどころか、私の力になろうとしてくれている。
宇宙をさすらい、色々な星や惑星を見てきたが、このように優しい人たちは初めてだった。
もしかすると、これもポメ姫の導きなのではないだろうか……。
そう思うと、胸を覆う不安が少しだけ晴れるのだった。