この宇宙の片隅で
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時の界王神様がトランクスさんに命じ、真琴様と私を、あの牢から救い出してくれたと聞いた時、私は信じられない思いでいっぱいになった。
神に救われた……!? と。
そして、この時も、私はポメ姫に感謝した。
姫が私を守ってくれているのだと。
そう、心から感謝したのだ。
そして、もちろん、私たちを救ってくれたトランクスさんにも感謝していた。
真面目で誠実な彼が、時間を操作した罪の償いとして、時の界王神様に仕えることになったそうだが、何故「タイムマシン」などという、禁じられたモノを使ったのか、詳しくは聞いていなかった。
だが、彼が時折見せる憂いを帯びた表情から、深い事情があるのだろうと察し、あえて尋ねなかった。
それに、その哀しい表情には心当たりがあった。
ポメ姫を失った後の、私に似ていたのだ。
大切な人を失った、哀しみに満ちた表情――。
そんな、哀しい表情を見せる彼を、私は密かに、近しく感じるようになっていた。
しかし、最近彼が哀しい表情を見せることが少なくなってきた。
それは、きっと梨子さんのおかげだろう。
梨子さんはいつも明るく、優しく。笑顔の可愛らしい少女だった。
私も彼女と話しをするたび、心が穏やかに、そして柔らかくなるのを感じていた。
そんな彼女が、トランクスさんの心を奪っていくのに、時間はかからなかったようだ。
トランクスさんの梨子さんに向ける眼差しは、彼女への気持ちで溢れていた。
そして、その眼差しも、自分自身覚えがあった。
神に救われた……!? と。
そして、この時も、私はポメ姫に感謝した。
姫が私を守ってくれているのだと。
そう、心から感謝したのだ。
そして、もちろん、私たちを救ってくれたトランクスさんにも感謝していた。
真面目で誠実な彼が、時間を操作した罪の償いとして、時の界王神様に仕えることになったそうだが、何故「タイムマシン」などという、禁じられたモノを使ったのか、詳しくは聞いていなかった。
だが、彼が時折見せる憂いを帯びた表情から、深い事情があるのだろうと察し、あえて尋ねなかった。
それに、その哀しい表情には心当たりがあった。
ポメ姫を失った後の、私に似ていたのだ。
大切な人を失った、哀しみに満ちた表情――。
そんな、哀しい表情を見せる彼を、私は密かに、近しく感じるようになっていた。
しかし、最近彼が哀しい表情を見せることが少なくなってきた。
それは、きっと梨子さんのおかげだろう。
梨子さんはいつも明るく、優しく。笑顔の可愛らしい少女だった。
私も彼女と話しをするたび、心が穏やかに、そして柔らかくなるのを感じていた。
そんな彼女が、トランクスさんの心を奪っていくのに、時間はかからなかったようだ。
トランクスさんの梨子さんに向ける眼差しは、彼女への気持ちで溢れていた。
そして、その眼差しも、自分自身覚えがあった。