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サイヤ人ブルーの効果があったかは分からんが、トランクスが俺との修行を欠かすことは一度もない。
地上から、空中戦に入ったトランクスたちの戦いを見上げ、確実にこの世界に来た時より強さを増した、剣を背負うもう一人の息子を見つめた。
もっと、もっと強くなれ、トランクス!
そう心の中で叱咤し、頼る者が誰一人いない未来の地球を、たった一人で守っていかなければならない我が子に同情した。
そして、あいつやブルマを残して死んだ、もう一人の自分自身に怒りを覚え、グッと奥歯を噛んでいると
「音は聞こえるけど……全然見えないね……」
ガッカリした声が聞こえてきた。
声の方に目を向けると、栗色の髪の娘が、音を頼りに空を見上げており
「そうですね……。私にも二人の動きは速すぎて全く見えません……」
コッカ―も、視線を宙に彷徨わせ、トランクスたちの姿を探している。
俺にははっきり見えるトランクスたちの戦いだが、普通の人間には、あいつ等の拳がぶつかり合う音と、現れては消える姿しか見えない。
俺たちの戦いが、どんなものか知っている筈の娘の発言に
対決が見たいなど、よく言ったものだな……。マヌケなヤツめ……。
そう思っていると、娘の隣りに立つ、神の気を持つ娘の方が
「え? トランクスのヤツ、トランクスさんにめっちゃやられてんじゃん!」
鼻で笑いながら、栗色の髪とコッカ―の方を振り返った。
すると梨子とかいう娘が
「……え?! もしかして、マコちゃん見えるの?!」
茶色い目を大きくし、驚いた声をあげた。
地上から、空中戦に入ったトランクスたちの戦いを見上げ、確実にこの世界に来た時より強さを増した、剣を背負うもう一人の息子を見つめた。
もっと、もっと強くなれ、トランクス!
そう心の中で叱咤し、頼る者が誰一人いない未来の地球を、たった一人で守っていかなければならない我が子に同情した。
そして、あいつやブルマを残して死んだ、もう一人の自分自身に怒りを覚え、グッと奥歯を噛んでいると
「音は聞こえるけど……全然見えないね……」
ガッカリした声が聞こえてきた。
声の方に目を向けると、栗色の髪の娘が、音を頼りに空を見上げており
「そうですね……。私にも二人の動きは速すぎて全く見えません……」
コッカ―も、視線を宙に彷徨わせ、トランクスたちの姿を探している。
俺にははっきり見えるトランクスたちの戦いだが、普通の人間には、あいつ等の拳がぶつかり合う音と、現れては消える姿しか見えない。
俺たちの戦いが、どんなものか知っている筈の娘の発言に
対決が見たいなど、よく言ったものだな……。マヌケなヤツめ……。
そう思っていると、娘の隣りに立つ、神の気を持つ娘の方が
「え? トランクスのヤツ、トランクスさんにめっちゃやられてんじゃん!」
鼻で笑いながら、栗色の髪とコッカ―の方を振り返った。
すると梨子とかいう娘が
「……え?! もしかして、マコちゃん見えるの?!」
茶色い目を大きくし、驚いた声をあげた。