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「全力できていいから」
「もちろん、そうさせてもらうさ」
「気功波とスーパーサイヤ人は禁止だからね」
「ああ。剣も使わない」
二人は、向かい合うと互いに構えた。
にこやかな表情から、真剣な顔へと変わり、穏やかだった庭に緊張が走る。
どちらが先に仕掛ける……?
腕組みをし、二人のようすを窺っていると、次の瞬間――。
ドスッ!
と、重い音が響いた。
先に仕掛けたのは、こっちの世界のトランクスだった。
久しぶりに振り上げただろう拳は、思っていたよりキレはあった。
しかし。
キレはあっても、戦うことをしなくなった者の拳など、タイムパトロールとして戦いの中に身を置くトランクスに届くはずがない。
トランクスは、余裕の笑みを浮かべながら、トランクスの拳を片手で受け止めると
そんなものか?
挑発するように、ニッと口の端を上げた。
それが勘に触ったのか、トランクスは左右の拳を勢いよく繰り出し始めた。
ドスドスドス、バシュッ!!
空を裂く連続攻撃は、まずまずと言っていい。
だが、戦いの経験が圧倒的に豊富なトランクスに、腑抜けてしまったトランクスの拳はかすりもしなかった。
眉間に皺を寄せ、右の拳を突き出したトランクスは、続けざまに左足を蹴り上げたが、それもなんなくかわされ、二人の間に間合いが出来た。
空気を震わす衝撃音が止み、静けさを取り戻した庭で、トランクス二人は構えの態勢をとっている。
ジリッと、お互いの出方を窺う中で、次に先に動いたのは、剣を背負ったトランクスだった。
速い――。
「もちろん、そうさせてもらうさ」
「気功波とスーパーサイヤ人は禁止だからね」
「ああ。剣も使わない」
二人は、向かい合うと互いに構えた。
にこやかな表情から、真剣な顔へと変わり、穏やかだった庭に緊張が走る。
どちらが先に仕掛ける……?
腕組みをし、二人のようすを窺っていると、次の瞬間――。
ドスッ!
と、重い音が響いた。
先に仕掛けたのは、こっちの世界のトランクスだった。
久しぶりに振り上げただろう拳は、思っていたよりキレはあった。
しかし。
キレはあっても、戦うことをしなくなった者の拳など、タイムパトロールとして戦いの中に身を置くトランクスに届くはずがない。
トランクスは、余裕の笑みを浮かべながら、トランクスの拳を片手で受け止めると
そんなものか?
挑発するように、ニッと口の端を上げた。
それが勘に触ったのか、トランクスは左右の拳を勢いよく繰り出し始めた。
ドスドスドス、バシュッ!!
空を裂く連続攻撃は、まずまずと言っていい。
だが、戦いの経験が圧倒的に豊富なトランクスに、腑抜けてしまったトランクスの拳はかすりもしなかった。
眉間に皺を寄せ、右の拳を突き出したトランクスは、続けざまに左足を蹴り上げたが、それもなんなくかわされ、二人の間に間合いが出来た。
空気を震わす衝撃音が止み、静けさを取り戻した庭で、トランクス二人は構えの態勢をとっている。
ジリッと、お互いの出方を窺う中で、次に先に動いたのは、剣を背負ったトランクスだった。
速い――。