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トランクスとトランクスが対決する。
そんな話しをブルマから聞き
「一体どういう風の吹きまわしだ」
腑抜けた息子の心境の変化を訝っていると
「それがね……梨子ちゃんが、二人が戦ってるところを見たいって言ったんですって」
可笑しそうに笑うブルマに、顔を歪ませた。
あの娘の、そんな一言で戦う気になっただと……?!
チッ……!
軟弱なヤツめ……!
それでもサイヤ人か!
俺とのトレーニングは、色々と理由を付けて逃げやがるくせに……!
苦々しい感情が胸に広がり、眉間に皺を寄せた。
「トランクスが戦うところを見るなんて、久しぶりじゃない?」
ブルマにそう言われ、思い返してみると、確かにそれは遥かむかしのことのように思えた。
重力室で共にトレーニングをしていた頃や、カカロットの息子と、遊びの延長で対決ごっこなんてものをしていた頃を思い出すと
こうなったのも「平和」の代償か……。
複雑な思いが胸を過った。
未来へと帰って行ったトランクスといい、いまここにいるトランクスは「平和」を手にしたばかりで、しかも、タイムパトロールなどという任務にあるトランクスは、まだまだ強くなることに貪欲だ。
対決の結果は、目に見えている。
しかし、これはいい機会かもしれん。
そう思った。
トランクスに負けることが、トランクスにはいい薬になる筈だ。
しかも。トランクス同士が戦うところなど、二度と見ることはないかもしれない。
そう思うと「よくやった」と、あの娘を少し褒めてやりたくなった。
そんな話しをブルマから聞き
「一体どういう風の吹きまわしだ」
腑抜けた息子の心境の変化を訝っていると
「それがね……梨子ちゃんが、二人が戦ってるところを見たいって言ったんですって」
可笑しそうに笑うブルマに、顔を歪ませた。
あの娘の、そんな一言で戦う気になっただと……?!
チッ……!
軟弱なヤツめ……!
それでもサイヤ人か!
俺とのトレーニングは、色々と理由を付けて逃げやがるくせに……!
苦々しい感情が胸に広がり、眉間に皺を寄せた。
「トランクスが戦うところを見るなんて、久しぶりじゃない?」
ブルマにそう言われ、思い返してみると、確かにそれは遥かむかしのことのように思えた。
重力室で共にトレーニングをしていた頃や、カカロットの息子と、遊びの延長で対決ごっこなんてものをしていた頃を思い出すと
こうなったのも「平和」の代償か……。
複雑な思いが胸を過った。
未来へと帰って行ったトランクスといい、いまここにいるトランクスは「平和」を手にしたばかりで、しかも、タイムパトロールなどという任務にあるトランクスは、まだまだ強くなることに貪欲だ。
対決の結果は、目に見えている。
しかし、これはいい機会かもしれん。
そう思った。
トランクスに負けることが、トランクスにはいい薬になる筈だ。
しかも。トランクス同士が戦うところなど、二度と見ることはないかもしれない。
そう思うと「よくやった」と、あの娘を少し褒めてやりたくなった。