24年目のキス②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
部屋で寛いでると、誰かが部屋のドアをノックした。
この時間に来るヤツと言えば梨子しかいない。
けど、今日はさすがに違うだろ……。
そう思いながら部屋のドアを開けたが、そこにはやっぱり梨子が立ってた。
「具合が悪い」って聞いたけど、梨子の顔色はいつもと変わらずで、元気そうに見える。
ただ、いつものニコニコとした緩い表情じゃなく、何だか表情が固い。
それに、何故かソワソワと落ち着きがない気がする。
何か……いつもと違うな。
って思いながら
「体調よくなったのか?」
って聞くと、梨子は「う、うん」て小さく頷きそのまま黙り込んだ。
いつもなら、グイグイと遠慮なく自分の用件を言ってくるのに、今日はやけに大人しい。
そんな梨子に
「で、何? 空に連れて行って欲しいとかなら今日はやめとけよ。また体調悪くなったら困るし」
釘を刺すように言うと、梨子はまた「うん」て俯いたまま頷くと、また黙り込んだ。
……やっぱり変だ。
梨子のようすがおかしいことを確信した俺は
「ま、とりあえず入れば」
そう言って、梨子に部屋に入るよう促した。
梨子は部屋に入ると、ソファーにちょこんと腰を下ろした。
冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを二本取り、一本をローテーブルの上に置いて
「真琴とケンカでもしたのか?」
自分の分のペットボトルのキャップを開けながら、ソファーに座ると
この時間に来るヤツと言えば梨子しかいない。
けど、今日はさすがに違うだろ……。
そう思いながら部屋のドアを開けたが、そこにはやっぱり梨子が立ってた。
「具合が悪い」って聞いたけど、梨子の顔色はいつもと変わらずで、元気そうに見える。
ただ、いつものニコニコとした緩い表情じゃなく、何だか表情が固い。
それに、何故かソワソワと落ち着きがない気がする。
何か……いつもと違うな。
って思いながら
「体調よくなったのか?」
って聞くと、梨子は「う、うん」て小さく頷きそのまま黙り込んだ。
いつもなら、グイグイと遠慮なく自分の用件を言ってくるのに、今日はやけに大人しい。
そんな梨子に
「で、何? 空に連れて行って欲しいとかなら今日はやめとけよ。また体調悪くなったら困るし」
釘を刺すように言うと、梨子はまた「うん」て俯いたまま頷くと、また黙り込んだ。
……やっぱり変だ。
梨子のようすがおかしいことを確信した俺は
「ま、とりあえず入れば」
そう言って、梨子に部屋に入るよう促した。
梨子は部屋に入ると、ソファーにちょこんと腰を下ろした。
冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを二本取り、一本をローテーブルの上に置いて
「真琴とケンカでもしたのか?」
自分の分のペットボトルのキャップを開けながら、ソファーに座ると