24年目のキス②
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朝食を食べにレストランへ行くと、今朝は梨子の姿がなくて
アレ?
と思った。
ママの話しじゃ、具合が悪いから休みたいって連絡があったそうだ。
思えば、あの二人がこの地球に来て四ヵ月経つ。
普通なら、環境の変化や精神的な疲れで体調を崩してもおかしくないはずなのに、体育会系の真琴はともかく、梨子もすこぶる元気だった。
だけど。
さすがに三ヵ月過ぎると疲れがでてきたんだろう。
メイドのバイトなんてはじめたし。
てか、これまで元気だったのが変なんだよ。
意外と逞しい梨子に呆れてると、珍しくお兄ちゃんがレストランに入って来た。
「あら、おはようトランクス。今日はトレーニングしなかったの?」
不思議そうな顔をするママに
「お、おはようございます! え、ええ。今朝はちょっと……」
お兄ちゃんはそう答えると、俺の斜め前の席に腰を下ろした。
「おはよう。今日はトレーニングしなかったんだ」
少しソワソワした感じのお兄ちゃんに声を掛けると
「あ、ああ。今日は、何だか気分が乗らなくてね……」
お兄ちゃんはそう言うと、苦笑いを浮かべた。
「へぇ。お兄ちゃんもそういう時あるんだ」
同じ俺だけど、中身はほぼ違うお兄ちゃんの答えに「意外だな」なんて思ってると
「梨子さんは、今日休みなんだな」
レストラン内を動き回るロボットを見ながら、お兄ちゃんが呟いた。
「ああ。具合が悪いらしくて休みみたいだよ」
そう言うと、お兄ちゃんはギクリとしたように目を見開いた。
アレ?
と思った。
ママの話しじゃ、具合が悪いから休みたいって連絡があったそうだ。
思えば、あの二人がこの地球に来て四ヵ月経つ。
普通なら、環境の変化や精神的な疲れで体調を崩してもおかしくないはずなのに、体育会系の真琴はともかく、梨子もすこぶる元気だった。
だけど。
さすがに三ヵ月過ぎると疲れがでてきたんだろう。
メイドのバイトなんてはじめたし。
てか、これまで元気だったのが変なんだよ。
意外と逞しい梨子に呆れてると、珍しくお兄ちゃんがレストランに入って来た。
「あら、おはようトランクス。今日はトレーニングしなかったの?」
不思議そうな顔をするママに
「お、おはようございます! え、ええ。今朝はちょっと……」
お兄ちゃんはそう答えると、俺の斜め前の席に腰を下ろした。
「おはよう。今日はトレーニングしなかったんだ」
少しソワソワした感じのお兄ちゃんに声を掛けると
「あ、ああ。今日は、何だか気分が乗らなくてね……」
お兄ちゃんはそう言うと、苦笑いを浮かべた。
「へぇ。お兄ちゃんもそういう時あるんだ」
同じ俺だけど、中身はほぼ違うお兄ちゃんの答えに「意外だな」なんて思ってると
「梨子さんは、今日休みなんだな」
レストラン内を動き回るロボットを見ながら、お兄ちゃんが呟いた。
「ああ。具合が悪いらしくて休みみたいだよ」
そう言うと、お兄ちゃんはギクリとしたように目を見開いた。