24年目のキス①
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「梨子、起きてるー?」
梨子の部屋のドアをノックして呼び掛けたが、返事は返ってこず
大丈夫かな……?
そう思いつつ、回れ右をして部屋に戻ろうとしてると、シュッ! と後ろでドアが開く音がした。
振り返ると、開いたドアの前に思いつめたような顔をした梨子が立っていた。
「ちょっと、あんた大丈夫?」
引き返して、部屋の入口で佇む梨子を窺うように見ると、梨子は突然ギュッと私の右手首を掴み、そのまま部屋に引っ張って行った。
「ちょっと! 何?」
怪訝な声をあげると、梨子は手を離し、そのままベッドに潜り込んでしまった。
動作や掴んできた手の力から、体調不良じゃないってのは分かり
「体調悪いってわけじゃないんだな。で、どうした?」
少し安心して、布団を被り丸くなる梨子に聞いてみたが、何の返事も返ってこない。
おい、何だよ!
イラッとしてベッドに近づき
「どうした? 何かあった?」
ベッドの上でイモ虫みたいになってる梨子を見下ろしてると、しばらくして、まるで脱皮するかのように、梨子が布団からモゾモゾと顔を出し、思いつめたような顔を私に向けた。
そんな梨子を呆れた目で見つめながら
「お腹空いてんでしょ。レストラン行こっか?」
口調は優しめに聞くと、梨子は小さく首を振ってから
「あ、あのね。き、昨日トランクスさんに……キ、キス、されたの……」
と、顔を真っ赤にしてそう言った。
梨子の部屋のドアをノックして呼び掛けたが、返事は返ってこず
大丈夫かな……?
そう思いつつ、回れ右をして部屋に戻ろうとしてると、シュッ! と後ろでドアが開く音がした。
振り返ると、開いたドアの前に思いつめたような顔をした梨子が立っていた。
「ちょっと、あんた大丈夫?」
引き返して、部屋の入口で佇む梨子を窺うように見ると、梨子は突然ギュッと私の右手首を掴み、そのまま部屋に引っ張って行った。
「ちょっと! 何?」
怪訝な声をあげると、梨子は手を離し、そのままベッドに潜り込んでしまった。
動作や掴んできた手の力から、体調不良じゃないってのは分かり
「体調悪いってわけじゃないんだな。で、どうした?」
少し安心して、布団を被り丸くなる梨子に聞いてみたが、何の返事も返ってこない。
おい、何だよ!
イラッとしてベッドに近づき
「どうした? 何かあった?」
ベッドの上でイモ虫みたいになってる梨子を見下ろしてると、しばらくして、まるで脱皮するかのように、梨子が布団からモゾモゾと顔を出し、思いつめたような顔を私に向けた。
そんな梨子を呆れた目で見つめながら
「お腹空いてんでしょ。レストラン行こっか?」
口調は優しめに聞くと、梨子は小さく首を振ってから
「あ、あのね。き、昨日トランクスさんに……キ、キス、されたの……」
と、顔を真っ赤にしてそう言った。