揺れる②
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「……そうですね。でも……やっぱり、もう少し考えてみます」
梨子ちゃんはそう言って、また困ったように微笑むと、頭を下げて研究室を出て行った。
梨子ちゃんを第六宇宙の地球に帰すべきか否か。
「帰らない方がいい」って言いつつも、本人が帰るっていう選択をしたなら、それは尊重すべきよね。
そう溜息を吐いて、プライベートルームまで続く廊下を腕組みしながら歩いてると
「あ、いたいた! ブルマさん、ちょっといいですか?」
私を探してたらしい、真琴ちゃんに出くわした。
「どうかしたの?」
「あの、梨子の話し聞きましたか?」
「地球に帰りたいっていう話し?」
「そうです。……どう思います?」
窺ってくる顔に
「うーん……。梨子ちゃんに話したんだけど……」
研究室で梨子ちゃんに言ったことを真琴ちゃんにも話すと
「ですよねぇ」
って言って、真琴ちゃんは眉を寄せた。
「ねぇ、急に帰りたいなんて何かあったの? 自分は役に立たない、とか言ってたし。」
「ああ。トランクスさんに地球に帰りたくないのか聞かれて、それから考えはじめたみたいです」
真琴ちゃんの口から出た意外な名前に思わず
「トランクス?! あの子なの?!」
って、大きな声を出すと
「ホント、面倒なこと言ってくれましたよあの人。梨子がもし帰るってなったら、一番後悔するのあの人でしょ」
真琴ちゃんはそう言って顔を顰めた。
梨子ちゃんはそう言って、また困ったように微笑むと、頭を下げて研究室を出て行った。
梨子ちゃんを第六宇宙の地球に帰すべきか否か。
「帰らない方がいい」って言いつつも、本人が帰るっていう選択をしたなら、それは尊重すべきよね。
そう溜息を吐いて、プライベートルームまで続く廊下を腕組みしながら歩いてると
「あ、いたいた! ブルマさん、ちょっといいですか?」
私を探してたらしい、真琴ちゃんに出くわした。
「どうかしたの?」
「あの、梨子の話し聞きましたか?」
「地球に帰りたいっていう話し?」
「そうです。……どう思います?」
窺ってくる顔に
「うーん……。梨子ちゃんに話したんだけど……」
研究室で梨子ちゃんに言ったことを真琴ちゃんにも話すと
「ですよねぇ」
って言って、真琴ちゃんは眉を寄せた。
「ねぇ、急に帰りたいなんて何かあったの? 自分は役に立たない、とか言ってたし。」
「ああ。トランクスさんに地球に帰りたくないのか聞かれて、それから考えはじめたみたいです」
真琴ちゃんの口から出た意外な名前に思わず
「トランクス?! あの子なの?!」
って、大きな声を出すと
「ホント、面倒なこと言ってくれましたよあの人。梨子がもし帰るってなったら、一番後悔するのあの人でしょ」
真琴ちゃんはそう言って顔を顰めた。