揺れる②
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コッカーさんが故郷の惑星ドギーに帰って二日経った日の朝。
「あの……。私だけ地球に帰ろうかなって思うんです」
研究室を訪ねてきた梨子ちゃんの言葉に
「えっ?! どうしたの、突然?!」
私は目を丸くした。
一度帰ろうとはしたけど、真琴ちゃんのこともあるし、二人が故郷である第六宇宙の地球に帰るのは、今回の件が片付いてからでいいと思ってた。
それに、梨子ちゃんはこの地球を気に入ってくれてるみたいだから「帰りたい」って思ってるなんて思いもしなかった。
思い当たることと言えば、やっぱり……
コッカーさんが惑星ドギーに帰ったことよね。
そう思って
「そう。梨子ちゃんも自分たちの地球が恋しくなったのね」
小さく息を吐くように言うと
「それもありますけど……。私がここに居ても役に立たなさそうですし」
梨子ちゃんは、ヘラッと愛想笑いみたいな苦笑いを浮かべた。
そんな顔をする梨子ちゃんに
「役に立たないって?! それ、誰かに言われたの?!」
そんな冷たいことをいうのはベジータしかいないわ!
ベジータったら、本当にデリカシーないんだから!
不愛想な顔を思い浮かべて、ムカッとしてると
「あ、いえ! 誰かに言われたわけじゃないんです」
梨子ちゃんは慌てたように小さく首を振ると
「よく考えたら、そうかなぁって……。それに家族のことを考えたら、心配してると思って……それで、帰った方がいいかなぁって思ったんです」
「あの……。私だけ地球に帰ろうかなって思うんです」
研究室を訪ねてきた梨子ちゃんの言葉に
「えっ?! どうしたの、突然?!」
私は目を丸くした。
一度帰ろうとはしたけど、真琴ちゃんのこともあるし、二人が故郷である第六宇宙の地球に帰るのは、今回の件が片付いてからでいいと思ってた。
それに、梨子ちゃんはこの地球を気に入ってくれてるみたいだから「帰りたい」って思ってるなんて思いもしなかった。
思い当たることと言えば、やっぱり……
コッカーさんが惑星ドギーに帰ったことよね。
そう思って
「そう。梨子ちゃんも自分たちの地球が恋しくなったのね」
小さく息を吐くように言うと
「それもありますけど……。私がここに居ても役に立たなさそうですし」
梨子ちゃんは、ヘラッと愛想笑いみたいな苦笑いを浮かべた。
そんな顔をする梨子ちゃんに
「役に立たないって?! それ、誰かに言われたの?!」
そんな冷たいことをいうのはベジータしかいないわ!
ベジータったら、本当にデリカシーないんだから!
不愛想な顔を思い浮かべて、ムカッとしてると
「あ、いえ! 誰かに言われたわけじゃないんです」
梨子ちゃんは慌てたように小さく首を振ると
「よく考えたら、そうかなぁって……。それに家族のことを考えたら、心配してると思って……それで、帰った方がいいかなぁって思ったんです」