夢見る少女たち②
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「お兄ちゃんもないんだ」
意外だって顔をすると
「目標はあるけどね」
お兄ちゃんの穏やかな表情が、少し険しくなった。
「目標って……タイムパトロールの仕事?」
眉間を寄せるその顔に聞くと
「ああ。暗黒魔界のトワとミラを倒すこと……それが、今の俺の目標さ」
そう言う視線の先には、真琴の姿があった。
何にも起きなさ過ぎてうっかり忘れそうになるけど、そう言えば真琴って、そのトワとミラってヤツ等に狙われてるんだっけ……。
「そっか……目標か。その目標、早く達成出来るといいね」
言ってから
そうなったら、あの二人は自分たちの地球に帰るのか?
そのことに気が付いて、思わず隣りに立つお兄ちゃんに視線を向けた。
そうなると、もうあの二人とは逢えなくなるんだよな……?
あれ?
お兄ちゃんは梨子のこと好きだよな?
目標を達成したら、もう会えなくなるじゃん……!
それでいいのか?!
心の中でツッコんでると
「ああ。必ずヤツ等を倒して、梨子さんと真琴さんを二人のいた地球に帰してみせるよ」
お兄ちゃんは頼もしい笑顔でそう言った。
俺はその笑顔に違和感を感じた。
真琴を守って、二人を無事に第六宇宙の地球に帰すのが仕事だって言っても、そんな簡単に好きな相手と別れられるのか?
そりゃ、お兄ちゃんの片想いかもしれないけどさ……!
何だかモヤモヤしてきた俺は、思わず
「ねぇ。あいつに言わないの?」
って、もう一人の自分に問い掛けてた。
意外だって顔をすると
「目標はあるけどね」
お兄ちゃんの穏やかな表情が、少し険しくなった。
「目標って……タイムパトロールの仕事?」
眉間を寄せるその顔に聞くと
「ああ。暗黒魔界のトワとミラを倒すこと……それが、今の俺の目標さ」
そう言う視線の先には、真琴の姿があった。
何にも起きなさ過ぎてうっかり忘れそうになるけど、そう言えば真琴って、そのトワとミラってヤツ等に狙われてるんだっけ……。
「そっか……目標か。その目標、早く達成出来るといいね」
言ってから
そうなったら、あの二人は自分たちの地球に帰るのか?
そのことに気が付いて、思わず隣りに立つお兄ちゃんに視線を向けた。
そうなると、もうあの二人とは逢えなくなるんだよな……?
あれ?
お兄ちゃんは梨子のこと好きだよな?
目標を達成したら、もう会えなくなるじゃん……!
それでいいのか?!
心の中でツッコんでると
「ああ。必ずヤツ等を倒して、梨子さんと真琴さんを二人のいた地球に帰してみせるよ」
お兄ちゃんは頼もしい笑顔でそう言った。
俺はその笑顔に違和感を感じた。
真琴を守って、二人を無事に第六宇宙の地球に帰すのが仕事だって言っても、そんな簡単に好きな相手と別れられるのか?
そりゃ、お兄ちゃんの片想いかもしれないけどさ……!
何だかモヤモヤしてきた俺は、思わず
「ねぇ。あいつに言わないの?」
って、もう一人の自分に問い掛けてた。