恋のゆくえ
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「さぁ、どうでしょ」
そう言って、真琴ちゃんははぐらかした。
「もちろん、真琴ちゃんは知ってるのよね?」
「まぁ」
「やだ、ちょっと気になるじゃない! あ。もしかして……こっちのトランクスじゃないわよね?! ヤダ! もしそうなら、こっちのトランクスと梨子ちゃんは両想いってこと?!」
未来から来た我が子にはツライ三角関係に
ドラマみたいね……!
なんて興奮してると
「え? トランクス……君て彼女いるんじゃないんですか?」
眉間にキュッと皺を寄せた顔が、こっちに向けられた。
「え? ああ、いるわよ。でも、もう一年音沙汰なしでしょ? そこに真琴ちゃんたちがウチに住むことになったわけじゃない? やっぱり、離れてる彼女より、近くにいる梨子ちゃんに、こう……フラフラっていうか……」
「……」
反応が返ってこない真琴ちゃんの横顔を見ると、何か言いたいのを我慢してるような気がした。
そんな真琴ちゃんに
「で。ねぇ、梨子ちゃんの好きな人って誰なの?」
口を割らせようと、ふいうちのように尋ねたけど
「……直接梨子に聞いて下さい」
いつもの落ち着いた口調が返ってきた。
「もう、ケチね。教えてくれそうにないから聞いてるのに! あぁ。もし、梨子ちゃんの好きな人が、悟天くんだったら……それって、また複雑じゃない」
困ったふうを装いながらも、息子たちの恋のゆくえを、明らかに楽しんでる私がいた。
そう言って、真琴ちゃんははぐらかした。
「もちろん、真琴ちゃんは知ってるのよね?」
「まぁ」
「やだ、ちょっと気になるじゃない! あ。もしかして……こっちのトランクスじゃないわよね?! ヤダ! もしそうなら、こっちのトランクスと梨子ちゃんは両想いってこと?!」
未来から来た我が子にはツライ三角関係に
ドラマみたいね……!
なんて興奮してると
「え? トランクス……君て彼女いるんじゃないんですか?」
眉間にキュッと皺を寄せた顔が、こっちに向けられた。
「え? ああ、いるわよ。でも、もう一年音沙汰なしでしょ? そこに真琴ちゃんたちがウチに住むことになったわけじゃない? やっぱり、離れてる彼女より、近くにいる梨子ちゃんに、こう……フラフラっていうか……」
「……」
反応が返ってこない真琴ちゃんの横顔を見ると、何か言いたいのを我慢してるような気がした。
そんな真琴ちゃんに
「で。ねぇ、梨子ちゃんの好きな人って誰なの?」
口を割らせようと、ふいうちのように尋ねたけど
「……直接梨子に聞いて下さい」
いつもの落ち着いた口調が返ってきた。
「もう、ケチね。教えてくれそうにないから聞いてるのに! あぁ。もし、梨子ちゃんの好きな人が、悟天くんだったら……それって、また複雑じゃない」
困ったふうを装いながらも、息子たちの恋のゆくえを、明らかに楽しんでる私がいた。