レディバードみたい➄
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ブルマさんのお母さんから、昼間に弾いていた曲を聴きたいってリクエストされた。
それで、こうして久し振りにみんなの前でピアノを弾くことになったんだけど……。
「この曲ですか?」
「うーん……違うわぁ」
「じゃあ、これかな……?」
「それでもないわねぇ」
リクエストされた曲が分からなくて、私はピアノの前で一生懸命昼間の記憶を辿ってた。
あの時は頭に浮かんだ曲を片っ端から弾いてただけだから、何を弾いたかちゃんと覚えてない。
ブルマさんのお母さんが好きそうな、明るくて華やかなクラシック曲を何曲か触りだけ弾いてみたんだけど、ぜーんぶ違うみたいで、首を傾げられた。
「えっと……じゃあ、これですか?」
「……その曲でもないわぁ。もっと、カワイイ曲だったの。いつも梨子ちゃんが弾いてる曲とはちょっと違うような……」
うーん。と顎に人差し指を当てて思い出すブルマさんのお母さんを見て、私も「うーん……」て自分が弾けるレパートリーの中から必死で考えた。
カワイイ?
いつも弾いてる曲とは違う?
この二つのキーワードに当てはまる曲を考えてたら、ようやくパッ! と閃いた。
「もしかして、これですか?!」
軽快で自由で、弾いてて楽しくなる大好きな曲。
気分を変えたい時に、遊びで弾いたりするこの曲!
そう『ラプソディ・イン・ブルー』!
途中まで弾くと
「そうそう。それだわ!」
ブルマさんのお母さんが嬉しそうに、ポンと手を合わせた。
やっとどの曲か分かってホッとした私は『ラプソディ・イン・ブルー』の演奏を続けた。
それで、こうして久し振りにみんなの前でピアノを弾くことになったんだけど……。
「この曲ですか?」
「うーん……違うわぁ」
「じゃあ、これかな……?」
「それでもないわねぇ」
リクエストされた曲が分からなくて、私はピアノの前で一生懸命昼間の記憶を辿ってた。
あの時は頭に浮かんだ曲を片っ端から弾いてただけだから、何を弾いたかちゃんと覚えてない。
ブルマさんのお母さんが好きそうな、明るくて華やかなクラシック曲を何曲か触りだけ弾いてみたんだけど、ぜーんぶ違うみたいで、首を傾げられた。
「えっと……じゃあ、これですか?」
「……その曲でもないわぁ。もっと、カワイイ曲だったの。いつも梨子ちゃんが弾いてる曲とはちょっと違うような……」
うーん。と顎に人差し指を当てて思い出すブルマさんのお母さんを見て、私も「うーん……」て自分が弾けるレパートリーの中から必死で考えた。
カワイイ?
いつも弾いてる曲とは違う?
この二つのキーワードに当てはまる曲を考えてたら、ようやくパッ! と閃いた。
「もしかして、これですか?!」
軽快で自由で、弾いてて楽しくなる大好きな曲。
気分を変えたい時に、遊びで弾いたりするこの曲!
そう『ラプソディ・イン・ブルー』!
途中まで弾くと
「そうそう。それだわ!」
ブルマさんのお母さんが嬉しそうに、ポンと手を合わせた。
やっとどの曲か分かってホッとした私は『ラプソディ・イン・ブルー』の演奏を続けた。