恋のゆくえ
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さっき、出掛ける前の梨子ちゃんと、偶然(?)出くわした、未来から来た我が子。
ピンク色のふわりとしたドレス姿に、髪をアップにした、普段とは違う梨子ちゃんに見惚れてるのがすぐに分かった。
「あの子。ホント分かりやすいんだから」
呆れて笑うと
「そうですねー。もう、バレバレというか……」
真琴ちゃんは、溜息を吐くように呟いた。
「やっぱり、真琴ちゃんも気付いてるわよね? あの子の気持ち」
まぁ、あれだけあからさまに態度に出してるから、気付かない方がどうかと思うけど……。
そう思ってると
「気付いてないのは、梨子だけだと思いますよ」
真琴ちゃんから、憐れむような答えが返ってきた。
「やっぱり、梨子ちゃん気付いてないのね……」
そうだろうなとは思ってたけど……。
あれだけ分かりやすく「好き!」って雰囲気を醸し出してるのに、気付いてもらえてない、未来の我が子に同情しながら
「まぁ、梨子ちゃんは他に好きな人がいるみたいだものね……」
いま、ここにいる未来の我が子が来る前に、誰かを想いながら、ピアノでラブソングを弾き語りしていた梨子ちゃんを思い出してると
「……まぁ」
答えを濁すような声が、隣りから聞こえた。
「やっぱりそうなのね。でも、住んでる地球にはそういう人はいないって言ってたじゃない? ……って、いうことは……もしかして、ここ?! この地球にいるってこと?!」
思わず大きな声を出すと
ピンク色のふわりとしたドレス姿に、髪をアップにした、普段とは違う梨子ちゃんに見惚れてるのがすぐに分かった。
「あの子。ホント分かりやすいんだから」
呆れて笑うと
「そうですねー。もう、バレバレというか……」
真琴ちゃんは、溜息を吐くように呟いた。
「やっぱり、真琴ちゃんも気付いてるわよね? あの子の気持ち」
まぁ、あれだけあからさまに態度に出してるから、気付かない方がどうかと思うけど……。
そう思ってると
「気付いてないのは、梨子だけだと思いますよ」
真琴ちゃんから、憐れむような答えが返ってきた。
「やっぱり、梨子ちゃん気付いてないのね……」
そうだろうなとは思ってたけど……。
あれだけ分かりやすく「好き!」って雰囲気を醸し出してるのに、気付いてもらえてない、未来の我が子に同情しながら
「まぁ、梨子ちゃんは他に好きな人がいるみたいだものね……」
いま、ここにいる未来の我が子が来る前に、誰かを想いながら、ピアノでラブソングを弾き語りしていた梨子ちゃんを思い出してると
「……まぁ」
答えを濁すような声が、隣りから聞こえた。
「やっぱりそうなのね。でも、住んでる地球にはそういう人はいないって言ってたじゃない? ……って、いうことは……もしかして、ここ?! この地球にいるってこと?!」
思わず大きな声を出すと