レディバードみたい①
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その日の夕食を終えて部屋へ戻ると、しばらくして梨子がやって来た。
いつも通り、勉強道具を持って現れた梨子は
「今日もよろしくお願いします!」
ニコニコと小さく頭を下げると、部屋へ入って来た。
「今日もトランクス君の数学の問題集、貸してもらっていい?」
部屋の中央にある、ローテーブルの上に勉強道具を置くと、そう言って手を合わせる梨子に、机の上に出したままだった問題集を「ほら」と手渡すと、梨子は
「ありがと!」
そう言って、嬉しそうに微笑んだ。
そんな梨子に
「あのさ。勉強だけど、お兄ちゃんに教えてもらえば?」
思い切って言ってみると
「え?」
梨子はキョトンとした顔を俺に向けた。
「別に俺じゃなくてもいいだろ?」
素っ気なく聞いてみると
「ゴメン……迷惑?」
梨子はそう言って、顔を曇らせた。
「い、いや! ほら、俺よりお兄ちゃんの方が教え方上手そうだからさ……!」
慌てて答えると
「なーんだ! いいよ、トランクス君の教え方で十分分かりやすいし!」
梨子はすぐに笑顔を浮かべると、ローテーブルの下に敷いてある、白いラグの上にペタンと座り込み、問題集を開げた。
梨子が俺を選んでくれたような気がして、妙な気持ちが湧いてきた俺は
「そ、そっか……」
自分を誤魔化すようにタブレットを手に取ると、ローテーブルを挟んで梨子の正面にあるソファに腰を下ろした。
いつも通り、勉強道具を持って現れた梨子は
「今日もよろしくお願いします!」
ニコニコと小さく頭を下げると、部屋へ入って来た。
「今日もトランクス君の数学の問題集、貸してもらっていい?」
部屋の中央にある、ローテーブルの上に勉強道具を置くと、そう言って手を合わせる梨子に、机の上に出したままだった問題集を「ほら」と手渡すと、梨子は
「ありがと!」
そう言って、嬉しそうに微笑んだ。
そんな梨子に
「あのさ。勉強だけど、お兄ちゃんに教えてもらえば?」
思い切って言ってみると
「え?」
梨子はキョトンとした顔を俺に向けた。
「別に俺じゃなくてもいいだろ?」
素っ気なく聞いてみると
「ゴメン……迷惑?」
梨子はそう言って、顔を曇らせた。
「い、いや! ほら、俺よりお兄ちゃんの方が教え方上手そうだからさ……!」
慌てて答えると
「なーんだ! いいよ、トランクス君の教え方で十分分かりやすいし!」
梨子はすぐに笑顔を浮かべると、ローテーブルの下に敷いてある、白いラグの上にペタンと座り込み、問題集を開げた。
梨子が俺を選んでくれたような気がして、妙な気持ちが湧いてきた俺は
「そ、そっか……」
自分を誤魔化すようにタブレットを手に取ると、ローテーブルを挟んで梨子の正面にあるソファに腰を下ろした。