レディバードみたい①
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「あの子ったら、昨日の夜、梨子ちゃんとデートしてたのよ。そういうこと出来ないんじゃないかって思ってたから、ちょっと安心したわ」
「まぁ。大きいトランクスちゃんと梨子ちゃんが? 二人はそんなに仲良しさんだったのねー」
朝食中にママとおばあちゃんがしていた会話が、昼を過ぎた今も頭の中で響いてる。
チョークで書かれた、黒板の英文法をぼんやり眺めながら
お兄ちゃんは梨子のことが好きなんだから、デート出来てよかったじゃん。
そう思う一方で、何だかモヤモヤしてる自分がいる。
これって何だよ?
まさか、嫉妬ってヤツか?!
「嫉妬」っていう言葉が出てきたことに驚いたけど、すぐに
いやいや。
俺は梨子のこと何とも思ってないし。
心の中で首を振って、出て来た「嫉妬」の文字を打ち消した。
……そりゃ、ちょっとカワイイかもって思うことはあるけどさ、マイちゃんに比べたらまだまだだ。
黒く長い髪に、切れ長の目。
整った顔立ちのマイちゃんを思い出しながら
そうだよ。
俺にはちゃんとマイちゃんていう、最高の彼女がいるだろ?
再確認しながら、心の中で頷いた。
だから、お兄ちゃんが梨子とデートしようが、俺には関係ない。
俺は、お兄ちゃんに「応援する」って言ったんだ。
だから俺は、お兄ちゃんが梨子ともっと仲良くなれるように、協力しなくちゃいけないだろ?
そう思いながらも、このモヤモヤした気持ちは、なかなか消えそうになかった。
「まぁ。大きいトランクスちゃんと梨子ちゃんが? 二人はそんなに仲良しさんだったのねー」
朝食中にママとおばあちゃんがしていた会話が、昼を過ぎた今も頭の中で響いてる。
チョークで書かれた、黒板の英文法をぼんやり眺めながら
お兄ちゃんは梨子のことが好きなんだから、デート出来てよかったじゃん。
そう思う一方で、何だかモヤモヤしてる自分がいる。
これって何だよ?
まさか、嫉妬ってヤツか?!
「嫉妬」っていう言葉が出てきたことに驚いたけど、すぐに
いやいや。
俺は梨子のこと何とも思ってないし。
心の中で首を振って、出て来た「嫉妬」の文字を打ち消した。
……そりゃ、ちょっとカワイイかもって思うことはあるけどさ、マイちゃんに比べたらまだまだだ。
黒く長い髪に、切れ長の目。
整った顔立ちのマイちゃんを思い出しながら
そうだよ。
俺にはちゃんとマイちゃんていう、最高の彼女がいるだろ?
再確認しながら、心の中で頷いた。
だから、お兄ちゃんが梨子とデートしようが、俺には関係ない。
俺は、お兄ちゃんに「応援する」って言ったんだ。
だから俺は、お兄ちゃんが梨子ともっと仲良くなれるように、協力しなくちゃいけないだろ?
そう思いながらも、このモヤモヤした気持ちは、なかなか消えそうになかった。