あと数センチで恋?②
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なんてほくそ笑むと、顔を赤くしたトランクスから「え、ええ。ま、まぁ……」って、濁すような返事が返ってきた。
女の子をデートに誘ったり出来るのかしら?
そんな心配してたんだけど……。
意外と大丈夫らしい息子に、少し安心して
「ふふっ! あんたもやれば出来るじゃない! いいわよ、トランクス。その調子で、どんどん梨子ちゃんをデートに誘っちゃいなさい!」
恥ずかしそうにしてる顔に力強く言うと
「は、はぁ……」
って、今度は肩を落としたような、弱い返事が返ってきた。
何だかしょんぼりとするその姿に
「ちょっと。何よ、その顔!」
何故か弱気になってる息子を叱咤すると
「あ……いや。梨子さんに、嫌われてしまったような気がして……」
そんな被害妄想な言葉を漏らした。
「嫌われる? 何で?」
ヤダこの子。
何したのよ?
梨子ちゃんが嫌がるようなこと、絶対しないでしょ。
って言うか、出来ないでしょ。
そんなことを思いながら、キョトンとしてると
「あ……いや。何となく……」
苦笑いを浮かべ、寂しそうに答えた。
そんなトランクスを見て、さっき走り去って行った梨子ちゃんの、真っ赤な顔を思い出し
ははーん……なるほどね。
合点がいった。
この子ったら、誤解してるわ。
気付いてない我が子に呆れつつも、それが微笑ましく思えて
「あんた気付いてないのね」
恋する乙女心を噛みしめるように、しみじみ言うと「え?」っていう、戸惑う声が聞こえてきた。
女の子をデートに誘ったり出来るのかしら?
そんな心配してたんだけど……。
意外と大丈夫らしい息子に、少し安心して
「ふふっ! あんたもやれば出来るじゃない! いいわよ、トランクス。その調子で、どんどん梨子ちゃんをデートに誘っちゃいなさい!」
恥ずかしそうにしてる顔に力強く言うと
「は、はぁ……」
って、今度は肩を落としたような、弱い返事が返ってきた。
何だかしょんぼりとするその姿に
「ちょっと。何よ、その顔!」
何故か弱気になってる息子を叱咤すると
「あ……いや。梨子さんに、嫌われてしまったような気がして……」
そんな被害妄想な言葉を漏らした。
「嫌われる? 何で?」
ヤダこの子。
何したのよ?
梨子ちゃんが嫌がるようなこと、絶対しないでしょ。
って言うか、出来ないでしょ。
そんなことを思いながら、キョトンとしてると
「あ……いや。何となく……」
苦笑いを浮かべ、寂しそうに答えた。
そんなトランクスを見て、さっき走り去って行った梨子ちゃんの、真っ赤な顔を思い出し
ははーん……なるほどね。
合点がいった。
この子ったら、誤解してるわ。
気付いてない我が子に呆れつつも、それが微笑ましく思えて
「あんた気付いてないのね」
恋する乙女心を噛みしめるように、しみじみ言うと「え?」っていう、戸惑う声が聞こえてきた。