4年目の浮気心
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思い留まらせてくれた、理性を褒めながら
ふぅ……。
と、深く息を吐くと
そ、そうだよな……。
梨子が俺のこと好きなのは、多分……間違いないとは思うけど、い、一応……確認はしといた方がいいよな……。
そう言い聞かせて、正面で数学の問題に口を尖らせてる梨子に
「あ、あのさ……。梨子って、好きなヤツとかいたりするのか?」
自然に、自然に……。
心の中で繰り返しながら尋ねると
「えっ……?! 何、突然」
梨子は、パッと顔を上げると、ビックリした顔を俺に向けた。
「え、いや……。ほら、その……向こうの地球に、そういうヤツがいるならさ、会いたいだろうなぁ、て思ってさ」
不自然さを誤魔化すように、後ろにあるソファにもたれかかると
「そんな人いないよ」
クスッと笑うような答えが返ってきた。
その答えにホッとして
「そ、そっか。良かったな。もし、いた
らさ、会えなくてツライだろうなって思ったから」
音沙汰の無いマイちゃんの姿が、一瞬脳裏に浮かんで
ソレは俺だろ……。
なんて、一人ツッコんでると
「好きな人はいるんだけどね……」
恥ずかしそうに呟かれた台詞に、ドキッとすると同時に「え?」って、間抜けな声が漏れた。
……。
……それって。
それって、やっぱり……。
はにかみながら、ノートに向かい始めた梨子を見て
や、やっぱり……その……。
その「好きな人」っていうのは……。
お、俺か?
俺、なのか……?
ふぅ……。
と、深く息を吐くと
そ、そうだよな……。
梨子が俺のこと好きなのは、多分……間違いないとは思うけど、い、一応……確認はしといた方がいいよな……。
そう言い聞かせて、正面で数学の問題に口を尖らせてる梨子に
「あ、あのさ……。梨子って、好きなヤツとかいたりするのか?」
自然に、自然に……。
心の中で繰り返しながら尋ねると
「えっ……?! 何、突然」
梨子は、パッと顔を上げると、ビックリした顔を俺に向けた。
「え、いや……。ほら、その……向こうの地球に、そういうヤツがいるならさ、会いたいだろうなぁ、て思ってさ」
不自然さを誤魔化すように、後ろにあるソファにもたれかかると
「そんな人いないよ」
クスッと笑うような答えが返ってきた。
その答えにホッとして
「そ、そっか。良かったな。もし、いた
らさ、会えなくてツライだろうなって思ったから」
音沙汰の無いマイちゃんの姿が、一瞬脳裏に浮かんで
ソレは俺だろ……。
なんて、一人ツッコんでると
「好きな人はいるんだけどね……」
恥ずかしそうに呟かれた台詞に、ドキッとすると同時に「え?」って、間抜けな声が漏れた。
……。
……それって。
それって、やっぱり……。
はにかみながら、ノートに向かい始めた梨子を見て
や、やっぱり……その……。
その「好きな人」っていうのは……。
お、俺か?
俺、なのか……?