この宇宙の片隅で
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「真琴ちゃんが持ってるポメ姫の力って、どうしたら消滅させることが出来るのかしら?」
ある日の夕食時、ブルマさんが誰に言うともなく投げかけた質問に、私は答えることが出来なかった。
長い間宇宙を旅し、姫の力を受け継ぐ者とその力を消滅させる方法を探し続けたが、その「神の気」という力を消滅させる方法は、見つけることが出来なかった。
そもそも、生まれついて持ってしまった力だ。
消滅させることなど無理なのかもしれない……。
現に「神の気」の強さを証明するように、ポメ姫の力は、生まれ変わりである真琴さんに受け継がれている。
消滅させる……つまり、真琴さんから「神の気」を奪う唯一の方法は「何者かに与える」ことしかないのではないだろうか。
その考えにいきついた私は
「もし、他者に真琴さんの力を与えることが出来れば、可能かもしれません……」
少しの沈黙の後、そう答えると
「なるほど……。『神の気』を誰かに譲るってことね。……でも、そんなこと出来るのかしら……?」
ブルマさんは腕組みをすると
「ビルス様たちなら知ってると思うんだけど、何も言わなかったわよね……」
眉間に皺を寄せた。
確かに、ビルス様も天使のウイス様も「ポメ姫」の力を消滅させることに関しては、何も仰られなかった。
真琴様がポメ姫の力を目覚めさせたことは、暗黒魔界の復活にも繋がる、宇宙の大事のはず……。
消滅させる術があれば、すぐにでもポメ姫の力を消滅させただろう……。
だが、それをしなかった。
ある日の夕食時、ブルマさんが誰に言うともなく投げかけた質問に、私は答えることが出来なかった。
長い間宇宙を旅し、姫の力を受け継ぐ者とその力を消滅させる方法を探し続けたが、その「神の気」という力を消滅させる方法は、見つけることが出来なかった。
そもそも、生まれついて持ってしまった力だ。
消滅させることなど無理なのかもしれない……。
現に「神の気」の強さを証明するように、ポメ姫の力は、生まれ変わりである真琴さんに受け継がれている。
消滅させる……つまり、真琴さんから「神の気」を奪う唯一の方法は「何者かに与える」ことしかないのではないだろうか。
その考えにいきついた私は
「もし、他者に真琴さんの力を与えることが出来れば、可能かもしれません……」
少しの沈黙の後、そう答えると
「なるほど……。『神の気』を誰かに譲るってことね。……でも、そんなこと出来るのかしら……?」
ブルマさんは腕組みをすると
「ビルス様たちなら知ってると思うんだけど、何も言わなかったわよね……」
眉間に皺を寄せた。
確かに、ビルス様も天使のウイス様も「ポメ姫」の力を消滅させることに関しては、何も仰られなかった。
真琴様がポメ姫の力を目覚めさせたことは、暗黒魔界の復活にも繋がる、宇宙の大事のはず……。
消滅させる術があれば、すぐにでもポメ姫の力を消滅させただろう……。
だが、それをしなかった。
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