ヒーイズアヒーロー③
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「仙豆は持ってねぇなぁ」
悟空さんはそう答えてから
「あっ、梨子怪我したんか?! それなら神様に治してもらいに行くか。ベジータも神様んとこ行こうぜ」
顔を右に向け、私たちのところに近付いて来ていた、ベジータさんに声をかけた。
「俺は必要ない」
相変わらず、可愛げのない返しをするオヤジに
いやいや……! あんたの方がかなり重傷だけど?!
フリーザってヤツに勝ったとはいえ、ツッコミたくなる程流血してるベジータさんに唖然としてると
「おい、トランクスはどうした?」
戦いが終わった後の、まだ興奮冷めやらぬベジータさんの黒い眼が私に向けられた。
その僅かに残る殺気と、高揚感を孕んだ獣のような眼の迫力に言葉が出ず、微妙な間が空いた。
すると
「お兄ちゃんなら、街に見回りに行ったよ。フリーザってヤツの仲間がまだ街にいたから」
トランクスが助け船でも出すように、代わりに答えてくれた。
「まだ動けるヤツがいたの!?」
悟天君の驚いた声を聞いて、街の上空に来た時に見た、空のようすを思い出し
あれだけ数えきれない程の敵がいたんだ。数人取り逃がしてても仕方ないか……。
密かに重い息を吐いた。
「ま、いたとしても、数は知れてっさ。トランクス一人で大丈夫だろ!」
悟空さんは、チラッと地上を見下ろし
「よし、じゃあオラたちは先に神様んとこに行くとすっか! さ、みんなオラに掴まってくれ」
お馴染みの瞬間移動のポーズをとり、私たちを自分の元に集めると、神様の神殿へと移動した。
悟空さんはそう答えてから
「あっ、梨子怪我したんか?! それなら神様に治してもらいに行くか。ベジータも神様んとこ行こうぜ」
顔を右に向け、私たちのところに近付いて来ていた、ベジータさんに声をかけた。
「俺は必要ない」
相変わらず、可愛げのない返しをするオヤジに
いやいや……! あんたの方がかなり重傷だけど?!
フリーザってヤツに勝ったとはいえ、ツッコミたくなる程流血してるベジータさんに唖然としてると
「おい、トランクスはどうした?」
戦いが終わった後の、まだ興奮冷めやらぬベジータさんの黒い眼が私に向けられた。
その僅かに残る殺気と、高揚感を孕んだ獣のような眼の迫力に言葉が出ず、微妙な間が空いた。
すると
「お兄ちゃんなら、街に見回りに行ったよ。フリーザってヤツの仲間がまだ街にいたから」
トランクスが助け船でも出すように、代わりに答えてくれた。
「まだ動けるヤツがいたの!?」
悟天君の驚いた声を聞いて、街の上空に来た時に見た、空のようすを思い出し
あれだけ数えきれない程の敵がいたんだ。数人取り逃がしてても仕方ないか……。
密かに重い息を吐いた。
「ま、いたとしても、数は知れてっさ。トランクス一人で大丈夫だろ!」
悟空さんは、チラッと地上を見下ろし
「よし、じゃあオラたちは先に神様んとこに行くとすっか! さ、みんなオラに掴まってくれ」
お馴染みの瞬間移動のポーズをとり、私たちを自分の元に集めると、神様の神殿へと移動した。