ヒーイズアヒーロー①
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両方の腕を地面に押し付けられ、紫色の宇宙人が覆いかぶさってきた。
近付いてくる紫の顔に、声を出すことも出来なくて、ただ身体を捩ることで抵抗を示してると
「へへ。その顔、たまんねぇな」
目の前に迫っていた紫色の顔が、舌なめずりをした。
それを見た瞬間、全身にゾゾッと寒気と今まで感じたことのない恐怖が走って
ヤ、ヤダ……!
誰か……! 誰か助けて!!
ギュッ! と祈りながら目を固く瞑った、その時――。
目の前を風が通り抜けたかと思うと、鈍い音が聞こえ、次には何かがぶつかった衝撃音が聞こえてきた。
押さえつけられてた腕が自由になり、何が起きたのかと思い、恐る恐る目を開くと、目の前に剣を背負った後ろ姿が見えた。
「っ! トランクスさん?!」
知った後ろ姿の登場に、上体を少し浮かせて名前を呼ぶと
「クソッ! 何だおまえ!?」
紫色とは別の方が、大きな声を張り上げた。
その声に誘導されるように、衝撃音がした方に首を動かすと、紫色の宇宙人がビルの壁にめり込んでた。
実際にそんなことがあるなんて信じられなくて、ビルにめり込んでる宇宙人をポカンと見つめてると
「おまえもああなりたくなければ、さっさとここから消えろ」
トランクスさんの凄む声がして、動かしていた首を元に戻した。
いつも優しくて、穏やかな人柄から聞く初めての声。
その声に驚いて、前に立つ後ろ姿を見つめてると
「消えろだと?! ふざけやがって!」
もう一人の方が、トランクスさんに向かって拳を振り上げるのが見えた。
近付いてくる紫の顔に、声を出すことも出来なくて、ただ身体を捩ることで抵抗を示してると
「へへ。その顔、たまんねぇな」
目の前に迫っていた紫色の顔が、舌なめずりをした。
それを見た瞬間、全身にゾゾッと寒気と今まで感じたことのない恐怖が走って
ヤ、ヤダ……!
誰か……! 誰か助けて!!
ギュッ! と祈りながら目を固く瞑った、その時――。
目の前を風が通り抜けたかと思うと、鈍い音が聞こえ、次には何かがぶつかった衝撃音が聞こえてきた。
押さえつけられてた腕が自由になり、何が起きたのかと思い、恐る恐る目を開くと、目の前に剣を背負った後ろ姿が見えた。
「っ! トランクスさん?!」
知った後ろ姿の登場に、上体を少し浮かせて名前を呼ぶと
「クソッ! 何だおまえ!?」
紫色とは別の方が、大きな声を張り上げた。
その声に誘導されるように、衝撃音がした方に首を動かすと、紫色の宇宙人がビルの壁にめり込んでた。
実際にそんなことがあるなんて信じられなくて、ビルにめり込んでる宇宙人をポカンと見つめてると
「おまえもああなりたくなければ、さっさとここから消えろ」
トランクスさんの凄む声がして、動かしていた首を元に戻した。
いつも優しくて、穏やかな人柄から聞く初めての声。
その声に驚いて、前に立つ後ろ姿を見つめてると
「消えろだと?! ふざけやがって!」
もう一人の方が、トランクスさんに向かって拳を振り上げるのが見えた。