告白の行方①
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しかも、梨子さんも一緒に朝食を食べている。
しまった……! タイミングが悪かった……!
思わず立ち止まって、慌てて引き返そうとしたが
「トランクス、おはよう!」
と、まんまと母さんに見つかってしまい、俺は仕方なくレストランに入ることにした。
梨子さんは背を向けてるため、どんな表情をしてるのか分からない。
それが怖くて仕方ないが、レストランに足を踏み入れたからには、もう覚悟を決めなくてはならない。
俺は母さんと梨子さんが座るテーブルまで行くと
「おはようございます。母さん、梨子さん」
と、出来るだけ自然に挨拶をした。
艶のある栗色の髪を見つめ、彼女の反応を待っていると、梨子さんは持っていたフォークを皿に置き
「お、おはようございます! 朝ご飯ですよね! すぐ用意しますから待ってて下さい!!」
そう言って椅子から立ち上がると、足早に厨房の方へ行ってしまった。
顔はこちらを向いていたが、目を伏せ、俺の顔を見ようとはしない梨子さんに胸を痛めながら、二人が座る隣りの席に腰を下ろすと
「私、お邪魔かしら~?」
母さんがニヤニヤした顔を向けてきた。
面白そうにする顔に
「な、何言ってるんですか……!」
と返すと
「だって、顔に書いてるんだもの」
母さんはクスッと笑い
「大丈夫よ、食べ終わったらすぐ出て行ってあげるから」
と、コーヒーを啜った。
何を言ってもからかわれるのは分かってるので、そのまま黙っていると
しまった……! タイミングが悪かった……!
思わず立ち止まって、慌てて引き返そうとしたが
「トランクス、おはよう!」
と、まんまと母さんに見つかってしまい、俺は仕方なくレストランに入ることにした。
梨子さんは背を向けてるため、どんな表情をしてるのか分からない。
それが怖くて仕方ないが、レストランに足を踏み入れたからには、もう覚悟を決めなくてはならない。
俺は母さんと梨子さんが座るテーブルまで行くと
「おはようございます。母さん、梨子さん」
と、出来るだけ自然に挨拶をした。
艶のある栗色の髪を見つめ、彼女の反応を待っていると、梨子さんは持っていたフォークを皿に置き
「お、おはようございます! 朝ご飯ですよね! すぐ用意しますから待ってて下さい!!」
そう言って椅子から立ち上がると、足早に厨房の方へ行ってしまった。
顔はこちらを向いていたが、目を伏せ、俺の顔を見ようとはしない梨子さんに胸を痛めながら、二人が座る隣りの席に腰を下ろすと
「私、お邪魔かしら~?」
母さんがニヤニヤした顔を向けてきた。
面白そうにする顔に
「な、何言ってるんですか……!」
と返すと
「だって、顔に書いてるんだもの」
母さんはクスッと笑い
「大丈夫よ、食べ終わったらすぐ出て行ってあげるから」
と、コーヒーを啜った。
何を言ってもからかわれるのは分かってるので、そのまま黙っていると