西の都の悪夢⑤
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「もし、いつまでも解放されなかったらどうすんの?」
真琴さんが挑むように尋ねると
「……そうね。その時はもう一度、神聖樹の実を食べてもらおうかしら? この前食べた実より、もっと強力なものを食べさせてあげる。あなたの浄化の力に負けない、強力な実をね」
トワはニヤリと笑い
「じゃあ、またね」
そう言うと「っ待て!!」と制止する俺の声も虚しく、ミラと共に消えてしまった。
いつものように、姿を消したヤツ等のいた場所を、両拳を握り締め睨んでいると
「浄化の力……? 私にそんな力あったんだ!」
感心と驚きとが混ざった声が聞こえてきた。
その声で、両手の拳を開き
「前にトワに捕まった時に、神聖樹の実を食べさせられたと言ってましたが、その力のおかげで神聖樹の実の力が無効になったようですね」
真琴さんに何故、神聖樹の実の効果が現われなかったのかという謎が解け、やっと引っかかっていたものが取れた心地でいると
「浄化なんて力もポメ姫の力ってことかー……。スゴイなポメ姫……!」
真琴さんは、自身の力に感動していた。
「そうですね。もし、その力がなければ大変なことになっていましたよ」
「……私もあんなふうになってたってことですね」
真琴さんは空を見上げると、その視線の先にある、禍々しい気の塊を見つめた。
そして
「絶対嫌だわ。あんなふうになるの」
嫌悪感たっぷりに呟いたのとほぼ同時、父さんの放った気功波がフリーザを呑み込み、上空での戦いは終わりを迎えた。
真琴さんが挑むように尋ねると
「……そうね。その時はもう一度、神聖樹の実を食べてもらおうかしら? この前食べた実より、もっと強力なものを食べさせてあげる。あなたの浄化の力に負けない、強力な実をね」
トワはニヤリと笑い
「じゃあ、またね」
そう言うと「っ待て!!」と制止する俺の声も虚しく、ミラと共に消えてしまった。
いつものように、姿を消したヤツ等のいた場所を、両拳を握り締め睨んでいると
「浄化の力……? 私にそんな力あったんだ!」
感心と驚きとが混ざった声が聞こえてきた。
その声で、両手の拳を開き
「前にトワに捕まった時に、神聖樹の実を食べさせられたと言ってましたが、その力のおかげで神聖樹の実の力が無効になったようですね」
真琴さんに何故、神聖樹の実の効果が現われなかったのかという謎が解け、やっと引っかかっていたものが取れた心地でいると
「浄化なんて力もポメ姫の力ってことかー……。スゴイなポメ姫……!」
真琴さんは、自身の力に感動していた。
「そうですね。もし、その力がなければ大変なことになっていましたよ」
「……私もあんなふうになってたってことですね」
真琴さんは空を見上げると、その視線の先にある、禍々しい気の塊を見つめた。
そして
「絶対嫌だわ。あんなふうになるの」
嫌悪感たっぷりに呟いたのとほぼ同時、父さんの放った気功波がフリーザを呑み込み、上空での戦いは終わりを迎えた。